きめ細やかなそれぞれの人生
マイク・ミルズ監督作品、アメリカ
アネット・ベニング様、グレタ・ガーウィグ様、エル・ファニング様、
ルーカス・ジェイド・ズマン様他
1979年のサンタバーバラを舞台に、
15歳の少年ジェイミーとシングルマザーのドロシア、
そして彼らを取り巻く人々の特別な夏を描いた。
思春期の息子ジェイミーの教育に悩むシングルマザーのドロシアは、
ルームシェアで暮らす写真家アビーと、近所に暮らすジェイミーの幼なじみのジュリーに、
ジェイミーを助けてやってほしいと頼む。(映画.comより引用)
本作は批評家・観客の双方から称賛され、
特にマイク・ミルズの脚本と演出及びアネット・ベニングの演技は
「キャリアベストの仕事」と絶賛された。
前者は第89回アカデミー賞において脚本賞にノミネートされたが、
受賞は逃した。(Wikipediaより引用)
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言うて、マイク・ミルズ監督って作品数本なのでは?
ベニング様は多すぎて、ベストの仕事なんて選べないわ。
昨年拝見していたのですが、記事を書くのが遅くなりました。
シェアハウスになっているので、様々な性格の少年少女が同居している。
それぞれの形で、関りが出来上がっていく。
ジェイミーに父親はいないが、共に暮らす一風変わった同居人達との中、
思慮深い母の元、人格が形成されて行く。
そして、皆が、自分が持つ「オリジナル」を生かした成長。
いい意味でアメリカ的かな。
その後の人生を自分でどう切り開いていくかが生成される時期。
こういう生活が出来るのはある意味幸せかも。
車が古すぎて、スーパーで自動発火しちゃったのには驚きましたが。
その後も車は色々と・・・
アネット・ベニング様は、年齢を重ねるごとに魅力が深まる女優さん。
本作でも、心の奥まで届くものを見せて下さったと思います。
作中、煙草のセーラムが出てくる。
母が吸ってました。
部屋中煙草のにおいが充満してたあ。