『20th Century Women(20センチュリー・ウーマン)』(2016)拝見 | 時は止まる君は美しい

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巡りあった美しい人達の記憶を重ねます・・・
B面ブログ「扉・鎧戸・宵の口」も始めました。

 

きめ細やかなそれぞれの人生

マイク・ミルズ監督作品、アメリカ

 

 

アネット・ベニング様、グレタ・ガーウィグ様、エル・ファニング様、

ルーカス・ジェイド・ズマン様他

 

 

1979年のサンタバーバラを舞台に、

15歳の少年ジェイミーとシングルマザーのドロシア、

そして彼らを取り巻く人々の特別な夏を描いた。

思春期の息子ジェイミーの教育に悩むシングルマザーのドロシアは、

ルームシェアで暮らす写真家アビーと、近所に暮らすジェイミーの幼なじみのジュリーに、

ジェイミーを助けてやってほしいと頼む。(映画.comより引用)

 

 

本作は批評家・観客の双方から称賛され、

特にマイク・ミルズの脚本と演出及びアネット・ベニングの演技は

「キャリアベストの仕事」と絶賛された。

前者は第89回アカデミー賞において脚本賞にノミネートされたが、

受賞は逃した。(Wikipediaより引用)

言うて、マイク・ミルズ監督って作品数本なのでは?

ベニング様は多すぎて、ベストの仕事なんて選べないわ。

 

 

昨年拝見していたのですが、記事を書くのが遅くなりました。

シェアハウスになっているので、様々な性格の少年少女が同居している。

それぞれの形で、関りが出来上がっていく。

 

 

 

 

 

ジェイミーに父親はいないが、共に暮らす一風変わった同居人達との中、

思慮深い母の元、人格が形成されて行く。

そして、皆が、自分が持つ「オリジナル」を生かした成長。

いい意味でアメリカ的かな。

 

 

 

 

 

その後の人生を自分でどう切り開いていくかが生成される時期。

こういう生活が出来るのはある意味幸せかも。

車が古すぎて、スーパーで自動発火しちゃったのには驚きましたが。

 

その後も車は色々と・・・

 

 

 

 

アネット・ベニング様は、年齢を重ねるごとに魅力が深まる女優さん。

本作でも、心の奥まで届くものを見せて下さったと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

作中、煙草のセーラムが出てくる。

母が吸ってました。

部屋中煙草のにおいが充満してたあ。