2021年2月17日記事
2023年8月16日再掲
雪続きということで、もう一度雪でストップした空港ものを再掲させて頂きます☆
エリザベス・テイラー様・・・貴族でもなく、やたら宝石が似合うお方・・・
リズ様の映画、何気に面白い作品多いんですよね。
しかし、今月この作品を再掲させて頂いたのは、
リズ様第二弾、ヴィヴィアン様第二弾もあるのですが、
マーガレット・ラザフォード様、オスカー獲得作品ってことで☆
全く異質だけど妙に楽しいミス・マープル～。
英国産グランドホテル形式
アンソニー・アスキス監督作品、イギリス、119分
エリザベス・テイラー様、リチャード・バートン様、マギー・スミス様、
ロバート・コート様、ロッド・テイラー様、マーガレット・ラザフォード様、
ルイ・ジュールダン様、エルザ・マルティネッリ様、オーソン・ウェルズ様他
「時間・場所・登場人物等が限られた空間で物語が展開する。
空港という関係のない人々が交差し合う場所で
様々な人間関係が組み合わされ物語が展開していく
グランドホテル方式の映画として知られている。
ちなみに、この映画はロンドン・ヒースロー空港が舞台になっている。
ラティガン（脚本）は、生涯の友人だったヴィヴィアン・リーに
実際に起きた出来事を題材にして原作戯曲を書いた。
その出来事とは、ヴィヴィアンが夫のローレンス・オリヴィエを置いて
愛人のピーター・フィンチと駆け落ちしようとした時、
霧で飛行機の離陸が遅れたためにオリヴィエの元に戻ったというものである。
また第36回アカデミー賞において、
ブライトン公爵夫人を演じたマーガレット・ラザフォードが
助演女優賞を受賞している。」（Wikipediaより引用）
ヒースロー空港と群像劇というと『ラブ・アクチュアリー』を想い出します。
それでも、観終わって調べるまでアメリカ映画だと思っておりました。
その割に渋いなあ・・・となると、英国産だったんですね。
セットはちゃちくても、昔のスターにはどえらい華があるんで、
豪華でいて、心理的ドラマティックさ、てんこもりです。
最もひねくれものっぽい？オーソン・ウェルズ様が、一番俗っぽい役？
あの『忘れじの面影』で勝手に恋焦がれられる、ルイ・ジュールダン様ご登場！
エリザベス・テイラー様、決して好きなお顔・・・とは言い難いのですが、
この方が、押しも押されぬ「女優」なのは、作品を拝見する度納得するんです。
上手い下手は解らないものの、スクリーンでのリズ様は、
違和感なく、どの役にも溶け込むと同時に、異彩を放って光る。
物心ついた時には、女優となり、生活と職業が混然とした人生が普通。
職業軍人って言葉があるけど、職業女優って感じ。
それが、スターが立ち並ぶグランドホテル形式の中、際立ちます。
（本当に一泊しなくてはいけなくなるからホテルも出てくるし）
そして、リチャード・バートン様。この方は、やはり役者さんなんだなあと。
この映画でのバートン様は、今まで拝見してきた印象と違ってて、
へえ～、こういう感じもなさるんだ、と、少し好きになったかな。
マギー・スミス様は、健気な秘書役。
本当に若い頃はお地味な方でしたが、老齢になられて、
どんどんと華やかになられた、素敵な方。大好き。
↓ 2001年、『ゴスフォード・パーク』
マーガレット・ラザフォード様、洒落たばあちゃん役でご登場。
全然イメージじゃないけど続いた、ミス・マープル役のイメージ濃い。
あ、マープルの人！！！で、お得気分。
霧で飛行機が飛べなくなって、出発が一夜伸びたことから起きる、
ファーストクラスを中心とした面々のドラマ。
会社を倒産から救おうとする最後の手立てが崩れる。
多額の税金から逃れられなくなる。
妻が駆け落ちする！？
このばあさんは何者？え？？？ええっ？？
全てが、最悪のシナリオに行きつくのか、はたまた・・・ならどうなるか？
この手の映画は、飽きることなく拝見できますね。
みどり、私生活、毎日何かしらのトラブル続きで、
もう、毎日更新は無理・・・映画・・・観れない・・・でも、
何とか拝見出来た二時間でした。
それにしても、みどりが拝見したDVDがデジタル処理極端なのか、
ここに集めた写真がデジタル処理気が利きすぎなのか？？？
リズ様の肌色がものすごく日焼けしたお色で、
ファーのご衣裳に会わなかったなあ。
