夫婦それぞれ想い出の地への旅
晩年近く、両親が、それぞれ自分の青春の地へ旅しました。
いや、晩年ったって、母、まだ存命ですけどね。
ああいう旅が出来る、「まだ元気」な年ごろの、
父の企画だったのではないでしょうか。
母の台湾。父の卒業した大学がある伊勢。
台湾の写真がまだ出てこない・・・
まあ、綿密に予定を立てていた姿を覚えています。
すべて父がたてたスケジュール。伊勢・志摩。
毎日旅館が変わる・・・みどりだとハードだ・・・と思う旅。
みどりの役は、なんと、仕事は年休を取り、
フジ子様の朝食前・朝食後・お昼・夕方のお散歩係り、だった。
それで休みが取れたってのもすごいけど。
出発の朝ですね。駅も今とは風情が違います。
お伊勢さんの前に、水族館に行ってますね。
私も好きなピラルク?の写真がある。
一生一度はお伊勢参り、と歌われた通り、
母もこれで江戸っ子の夢を果たす?
おお、足元、ポーズとってますねえ。
うんうん、ちゃんとお参りしてる。
台湾旅行は、いくらか話を聞いた記憶があります。
思い出話も色々聞いてる。
しかし、この旅行に関して聞いて、覚えていることはただ一つ。
「毎日、伊勢海老が晩御飯に出て来るのよ、
一生分の伊勢海老を食べたって感じでもういいわ」
・・・という、母の感想でございます。
しかし、写真の印象は、自分が愛する地に立つ、
愛する妻の写真を撮り続ける男の旅行と言う感じ。
確かに、「わ~い、御馳走だあ」って顔じゃあない。正直すぎる女。
あ~、お刺身・対面のお寿司が食べたい!!!と飢えている、
今日この頃のみどりです。目の毒だあ。
ちょっと写真が少なかったので、みどりの湯布院旅行の写真を少しだけ。
毎朝、釣りをされてらっしゃるらしいおじいちゃま。
↓ 有名旅館の裏道だな。
どこでも必ずやってるわ。
みどり、鯉が好きなんですが、
さすがにここまでいなくてもいいですわ。
これじゃあヒッチコック映画。
秋桜という宿でした。
自動車博物館があり、奇しくも、
両親が阿蘇や高崎山などまで行った、マツダの「キャロル」発見。
よく頑張ったな、火も吹かず。キャロル。
最終日、駅まで結構長く歩いた道端で。
帰りの車窓からの一枚。
おまけ、おしまい。