『ちょっとご主人貸して』久々~っ!再見☆
待ち望んだ、ロミー・シュナイダー様ご出演作品の、
DVDソフト化、発売・再発売が続きます。
ヨーロッパでは伝説の女優となられたのに、
日本では、「アラン・ドロンに捨てられた婚約者」で有名?な、
ロミー・シュナイダー様。
いやいや、とてつもない女優さんでありました。
亡くなられたのが、どれだけ残念だったことか。
しかし、ドロン様も仰ってらっしゃる通り、
あれ以上生き続けるのは無理で、
亡くなられたこそ「伝説」となられたのかも。
そこに至るまで、余りに試練が多かったご人生ですが。
兄の死を受け入れ切れずに息絶えた母に遺されつつ、
面差しはそっくりでらっしゃるけれど、
母の憂いは引き継がず、朗らかに涼やかな、
同じく女優という仕事を、マイペースでぽつぽつなさった、
サラ・ビアシーニ様に救いを感じます。
言葉は全く理解できないのですが、
あちらのドキュメンタリー番組は、動画に山ほど。
人気の根強さ、「過去」「現在」関係なく、
いいものを追求し続ける、ヨーロッパの文化を感じます。
いつも感じる、ロミー様のお若い時からの一生を通じて漂う、
深い「女優」としての薫陶・・・というのか、
いつも言葉を探しつつ、見つけられずにいる薫り高さ。
ルキノ・ヴィスコンティ監督が演出された舞台、
『あわれ彼女は娼婦』、あるんですね、フィルム!
主演のドロン様が「あちゃあ」で酷評されたけれど、
見どころはロミー・シュナイダー様と言われた舞台。
一瞬でも動画を拝見出来て嬉しい。
かねてより、再見したいしたいと言い続けた、
『Good Neighbor Sam(ちょっとご主人貸して)』(1964)
デイビット・スウィフト監督作品、アメリカ、130分
やっと拝見することが出来ました。
ちょっとご主人貸して [DVD]
4,104円
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大昔の記憶では、もっと小品だった気がするので、
きっと、テレビでカットされた吹き替え版を拝見したのでしょう。
『ゲイルスバーグの春を愛す』のジャック・フィニイ様が原作って、
若干びっくり。『奥様は魔女』のノリ?の大人コメディです。
ジャック・レモン様が広告代理店勤めってのも『奥さまは魔女』?
仲睦まじいジャック・レモン様&ドロシー・プロヴァイン様夫妻。
妻の学生時代の親友がヨーロッパからやって来る。
彼女に舞い込んだ遺産相続の条件、
仕事に行き詰っていたジャック・レモン様に降ってわいた仕事の条件、
それぞれがあいまって、ロミー様とレモン様が、
夫婦のふりをするという羽目に。
そこへ、本物の夫も現れ・・・という、マジに定番的展開。
作品自体に、大きな期待はしていないものの、
カトリーヌ・ドヌーヴ様の相手役さえ、
自分の個性を殺すこと無く、見事にこなされた、
ジャック・レモン様ですから・・・で、再見したかった。
期待を裏切らず、冒頭の夫妻の朝の風景から笑。
ロミー様がハリウッドのコメディ!?というような、
浮いた感じもなく、楽しめる2時間余であります。
これからも、『過ぎ去りし日の・・・』『サン・スーシの女』が続けてリリース。
すぎ去りし日の…【ブルーレイ版】 [Blu-ray]
4,147円
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サン・スーシの女 [Blu-ray]
3,612円
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この勢いでもうひと踏ん張り!と、
欲を感じているみどりだったりする☆
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