日本各地の銘菓で、美味しいと思うものは色々ありますが、静岡県浜松市の『うなぎパイ』は、その中でも頭ひとつ抜き出て大好きです。

たまに職場などで、浜松に出張に行った方から、お土産でうなぎパイを頂く機会があると、とても嬉しいです。
顔がニコニコになっちゃいます。

…と、それくらい好きなので、以前はネット通販を利用して、自分で購入することもあったのですが…。
2008年頃からだったか、ちょっと記憶が曖昧なのですが、ネット通販では購入できなくなってしまいました。

うなぎパイの材料でもあるバターが、全国的に品不足になり、必然的にうなぎパイも生産量を抑えることになったため、メーカーの春華堂が、通販での販売中止を決めたのです。
生産したものは、現地のお土産店で優先的に販売したい、とのことでした。

当時、確かにバターは品薄でした。


牛乳の生産調整で原料の生乳が不足したからとか、チーズブームでバターにまで原料が回らなくなったからとか、色々原因が言われていましたが、私の住む地域でも、バターが手に入りづらくなりました。

そして、あれから数年。
小売店の売り場でも、バターはすっかり通常通りの品揃えになりましたので、うなぎパイの通販も再開されたかと思いきや…。

今度は、
「うなぎパイはこわれやすいお菓子で、通販には向かないから」
という理由で、春華堂では相変わらずネット通販中止を継続しているようです汗

うなぎパイは、浜松から離れた地域に住む者にとっては、まぼろしのお菓子になってしまいました。



…ただ。


「現地に行かないと、手に入らない。」


土産品って、本来そういうものだし、それでこそありがたみがあるものだと思うので、あるべき姿に戻ったといえば、そうなのでしょうね。

どうしても食べたくなったときは、こうなったら自分で浜松に行くしかないですね。


まだ、一度も行ったことのない静岡県浜松市。
うなぎパイの生まれ故郷に、いつか行くことができるでしょうか。



私の愛する、「夜のお菓子 うなぎパイ」です↓
星と万華鏡と海が好きな私の日記

※画像は春華堂のホームページのスクリーンショットです。

http://www.shunkado.co.jp/