細菌とウィルスの違い | 早川 塁 ☆iru Mythique☆ のブログ

細菌とウィルスの違い

リンパの役割の1つに様々な病気から身体を守る働きがあります。


その生体防御のしくみとして、白血球が病原体を摂食したり攻撃をします。


では病原体の中に細菌やウィルスがあります。


細菌とウィルスの違いってわかりますか?


御説明しますメモ


細菌は自分の細胞を持っていますが、ウィルスには細胞がありません。


細菌は分類上は植物に属する単細胞生物のことで、人間や他に生物に入り込み、細胞分裂で増殖します。


ウィルスは
DNAと、それを包む殻だけからなる超極小の微粒子。


また細菌は1~5ミクロン程度と極小、ウィルスはさらにその100分の1ほどの大きさです。




人間の体に入った細菌は細胞に取り付き、細胞の栄養を吸い取り、細胞分裂をして増殖していきます。


栄養の代わりに毒を出して細胞を殺します。

ウィルスは細胞の中に入り込み、その細胞に、自分のコピーを作らせ、細胞の中で自分のコピーを大量に作ります。


やがて細胞は破裂して死んでいきますが、破裂したとき、細胞の中から大量のウイルスが飛び出し、ほかの細胞に入り込みます。


こうしてウイルスが大量に増殖します。

抗生物質は、細菌の細胞を攻撃することができる薬なので細菌に効きます。


ただ、細菌には常在細菌といって、体内に存在している細菌がいます。


特に、腸内には、乳酸桿菌、ビフィズス菌、大腸菌、腸球菌、ウェルシュ菌など約400~500種類、約100兆個もの腸内細菌がすみついていて、腸内の内容物を分解したり、ビタミンを産生したり、免疫にも関与しているといわれています。


このように、常在細菌は人の体に対して害を与えることなく、病原体の侵入を防ぐなど有利に働きながら、うまく人と共存している細菌もあります。



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