つけ爪をもたせるコツ? | 西荻窪 ネイルサロン アイロワック  to the world of natural nails!!

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つけ爪を卒業した方、したい方、もともと自爪だよ、というあなた、ようこそ アイロワック へ!

こんにちは。








アイロワックです。







引き続き、つけ爪のもちについて書いております。興味のある方はもうしばらくお付き合いくださいませ。





さて、前回のエントリーで体質や習慣もつけ爪のもちに密接にかかわっていることをお話ししました。



だったらそういう人は全員つけ爪を無条件に諦めなければならないのか、、ということですが、施術者側が考慮することはできます。(これは絶対的に、とは言い切れないことですので、やはり個人差はあります。)



現在、一番普及しているつけ爪はジェルですので、ジェルを例にとって説明してみます。




技術者がお客様によって変えられる部分があるとすれば



1.使用するジェルの種類

2.施術の方法



になります。



現在いくつのジェルメーカーがあるかわかりませんが、そして施術する過程で分けると、


1.サンディング、プライマーを必要とするもの

2.サンディングのみ必要とするもの

3.サンディング、プライマーを両方必要としないもの



の3つに分かれます。



この辺りは専門的になってきましたので、もしよくわからない、という方がいらっしゃいましたら以下の過去ログをご覧ください。



つけ爪についてその1。


つけ爪についてその2。




さて上述した大まかな違いの上に、様々なメーカーのジェルがありますね。



安すぎるものは論外として一般的に売られているものの中で、同じソフトジェルでも粘度の高いもの、低いものがあります。


一般的に粘度の低いもののほうが薄づきですし、粘度の高いものは(技術者の技量にもよりますが)厚めにつきがちです。


この粘度の高さももちに大きく関わります。


これは一概に薄ければよい、とか厚いほうが良い、ということではなく、それぞれのお客様のお爪の状態、体質に合わせて技術者が選んでいく、、という形です。


サロンによりけりですが、一つのメーカーのものを使っている場合(例えば技術者がそのメーカーのエデュケーターであるなど。)と、いくつかのジェルを取り扱っているサロンがあります。


全てのメーカーを扱っているということはまずありませんから、そのいくつかの中から技術者がお客様の爪を見て施術法を変えています。


メーカーによる違いですが、確かに私たち技術者の間で「○○は浮きやすい、○○はもちがよい」のような見解があるのは事実ですが、これも使ってみて相性が良いかどうか判断するものですので、一概にどこのメーカーなら絶対浮かない、ということはありません。(実際このメーカーはもちが良い、と言われているものを使っても1週間足らずで浮いてしまう人もいるわけで、何とも言えません。)



私自身は「爪がヘロヘロの薄々」の人にジェルを薦めることはないと思うので何とも言えませんが、サンディングやプライマーを使用せずともお爪に密着するタイプは、施術過程でのお爪へのダメージは少ないですから、一度試してい見るのもよいかもしれません。


ただ、ジェルで爪が痛む要因の一つに、「つけて落として」を繰り返すことも入っておりますので、施術過程でサンディングとプライマーを必要としない=爪が全く痛まないということはありません。


サンディングやプライマーを使わない分、ジェル自体の密着度が強いですから、落とすときに他に比べて時間がかかるのも事実ですし、落ち切らなかった分を削って落とすなら(そしてそのときに技術者の技術が拙かった場合は特に)、多少のダメージは避けられないことかもしれません。



さて、そういったメーカー、施術過程の違いに加えて、施術者がコントロールする部分があるならば、



1.つけ爪を厚く乗せるか

2.薄く乗せるか



ということです。



上述したメーカーによる、薄くつくタイプかそうでないかに加え、故意的にジェルの量をコントロールするわけですが、厚く乗せたほうが当然厚みが出ますから頑丈になりますし、薄く乗せれば見た目は自然で柔軟性がありますから、これもお客様の手の使い方によって変えていきます。


私自身で言えば、つけ爪は頑丈に乗せるタイプですが、厚ければよいというものでも実はありません。


爪の厚みが出る=普段の地爪の厚みと違い過ぎて、指先の感覚が掴みづらい、という側面も残念ながらあります。(これは慣れもあるので、そのうち気にならなくなる方も多いです。)


感覚が違うと加減がわからず、いつもに比べて爪先に力を入れてしまう人もいますから、それはそれで逆効果だったりします。(つけ爪で頑丈になっているからと安心して酷使してしまう、ということですね。)



これもお客様のライフスタイルをリサーチしながら、どの方法が良いか、、を見極めていきます。



厚み以外で、もう一つできることがあるならば、ハードジェルとソフトジェルの併用でしょうか?(違いについては過去ログをご参照ください。)


柔軟性の高いソフトジェルに比べ、ある程度の硬さが出るハードジェルをトップにかけてくることによって、ソフトジェルだけでは出せない硬さを出すことができます。


ハードジェルは溶剤で溶かすことができないため、削り落としさなければならない、ということはありますが、トップとしてかけるだけでしたら、地爪付近までは削らずに済みますから、試す価値はあります。


それかソフトジェルでも同じメーカー内で粘度の高いもの、低いもの、と用途によって使い分けることになっている場合も多く、このセミハードジェル(という呼び名が正しいかどうかわかりませんが)ならハードジェルとまではいかなくとも少し硬さを出せるので、よく使われています。




施術者が出来ることと言ったらざっとこんな感じでしょうか?(勿論他にもあると思いますが。)





つけ爪って何か面倒くさい、、、と思われた方、いらっしゃいますでしょうか?





そうです。






つけ爪って結構面倒くさいものなのですよ。(汗)






だから私はつけ爪は時間と経済的なことに余裕がある人にしかおススメしないのです。ですが、基本がわかってしまえば、気をつけながらミニマムの出費で楽しむこともできるかもしれません。






それを次に説明しますね。







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