探索日 2012/03/18
日田彦山線池尻駅を所管駅としていた専用線
位登産業は現在も操業中
場所的に炭鉱関連の会社かと思ったけど、扱っているものは設立当初から石灰石のよう
日田彦山線と並走する専用線の路盤
むこうが池尻駅
架道橋
手前が位登産業線
日田彦山線の橋台はレンガやけど、専用線はコンクリート
専用線の開業は早くても大正後期
位登産業の前身会社が設立されたのは大正7年(1918年)
線路が敷かれたのもその頃か
専用線は地平へ降りるため、高度を下げていく
架道橋
日田彦山線の一段下を行く専用線
線路跡は道路になる
道路が廃線跡
鉄道の面影はない
中元寺川を渡る
1940年代の航空写真を見ると、田川線(現日田彦山線)から位登産業へ軌道らしきもんがのびているのがわかる
ただ、国鉄直通の専用線とは線形が微妙にちがう
ナロー軌間の専用鉄道として開通、後にルート変更の上、1067mmに改軌されたのではと推測する
道路が廃線跡
位登産業の境界標か?
明瞭に線路用地が残る
築堤が残る
廃線跡上に来てみた
線路跡には田川市消防団第1支団第9分団の消防格納庫が立っている
専用線は消防格納庫の位置からこっちへのびてくる
手前は橋りょう跡
路盤がはっきり残る
打ち捨てられるコンクリート枕木
右が位登産業工場
ホッパーへむかっていく専用線