探索日 2012/03/17

 

鹿児島本線東小倉駅(貨物駅)を所管駅としていた専用線

大協石油小倉油槽所、日本セメント小倉包装所、東京製綱小倉工場、モービル石油小倉油槽所、ゼネラル石油小倉貯油所、共同石油小倉油槽所などへの専用線と一部共用

 

 

 

植林された廃線跡


国道199号線と並走する線路跡

歩道の左、ビルの立ち並ぶ場所に住友セメント線が走っていた

駐車場のスペースが廃線跡

 

奥からこっちにのびてくる専用線

線路の部分が盛り上がっている

ここには踏切があった

自動車に停止位置を示す金属のブツブツに注目


ここに線路があったことを容易に想像できる

 

駐車場の後ろ、未舗装部分が線路跡


住友セメント線はむこうへのびていく

線路跡には長浜団地が建った

左の高架橋は山陽新幹線

 

砂津川を渡る

両岸にコンクリート橋台が残っていることにお気づきだろうか

新幹線のむこうの緑色の橋は鹿児島本線

 

上流側から見てみるね

むこうの煙突のあるとこは新日鐵住金八幡製鐵所(小倉地区)

 

右岸の橋台

 

左岸から橋りょう跡を見る

 

左岸の橋台


専用線跡は歩行者用道路になった


ここで道路を横断していた

踏切の痕跡は皆無

浅野町緑道となった廃線跡

曲線は当時のまま

歩道となって続く線路跡

緑道はここでおしまい

専用線は左へカーブしていく

ここから工場までの跡は完全に消えた

奥は北九州国際会議場

 

住友セメント線はこっちにのびてくる

跡は西日本総合展示場に飲み込まれた

ここには、かつて中央卸売市場があり、そこへも専用線が接続していたよう

この専用線のルーツは市場への引き込み線

後年に住友セメントへ貨物線が延長されている


住友セメント(現在は住友大阪セメント小倉サービスステーション)に到着

サイロの左に線路がのびていた
小倉駅北の港湾地区は再開発が進んでかつての面影はないけど、ここは昔のまんま


CAFE FADIE'S小倉店の位置が専用線末端