探索日 2009/10/10


内房線木更津駅を所管駅としていた専用線

ルーツは太平洋戦争時に敷かれた軍用線

1977年頃まで使用されていたらしい

陸上自衛隊への線は江川線と呼ばれていた

駅から途中までは航空自衛隊線(高柳線)と共用

 


内房線と平行する廃線跡

レールが残っている


木更津駅から2kmほどは内房線と隣接して北上する

 

内房線との平行区間は江川、高柳線共用

通電設備内に専用線があるけど、電化されていた?


江川、高柳線の分岐点

江川線は左へ曲がり、高柳線は奥へまっすぐ進む

水路に残るガーダー橋跡

向こうの鉄橋跡は高柳線のもの

内房線を横須賀色の113系電車が通過

 

レールが残る


やはり軍、基地関連の線路跡にはレールが残っていることが多い

国有地らしい

 

踏切跡

っていうか、廃線後に舗装されたんかもな


線路跡は地元民に畑や花壇にされていることが多いけど、ここは立入禁止が徹底されている

専用線は単線やけど、複線に対応できるくらいの用地は確保されている

1970年版の専用線一覧では、専用者「航空自衛隊第一補給処」となっている

C地区線、D地区線の二線があったようなので、これが江川線、高柳線のことなんやろ

 

レールはまだ続く

 

手動の転轍機が見える


基地の手前で何線かに分岐していたよう

手前にむかってのびてくるレール

 

防衛庁の境界標


ここからは自衛隊の敷地に入る

専用線は奥に向かって続いていた

この先は海上自衛隊航空補給処、陸上自衛隊木更津駐屯地になる