探索日 2008/05/13

 

鹿児島本線貨物支線外浜駅から田野浦駅までのびていた貨物線

2005年10月1日付けで正式に運行休止となったらしい

田野浦駅には伊藤忠飼料門司工場、三井鉱山セメント門司仕上工場/小野田化学工業への専用線が接続していた

 

※門司港駅~門築大久保駅付近は門司港レトロ観光線として現役


外浜駅跡

現役時は柵の左にも線路があった

臨港鉄道線はここから奥にむかって続いていく


外浜貨物支線同様、鉄道施設は存置されている

この翌年、平成筑豊鉄道門司港レトロ観光線として復活するからな

 

関門橋が見えてくる

 

あたりまえやけど、廃線の雰囲気はない


和布刈トンネル門司港駅方口

トンネル前で福岡県道261号線と交差

完全封鎖やないから、通り抜けようと思えばできなくもない

和布刈トンネル田野浦駅方口

こちらも上半分はガラ空き

 

コンクリート枕木使用のしっかりした軌道

真新しいバラストが敷かれ、新規開業線のような状態

門司港駅方面を見る

 

現在はこのあたりに関門海峡めかり駅ができている

この時点では建設している様子はなかった


古城山を回り込む臨港鉄道線

ここから先は完全な廃止区間になる

 

雑草が生え、廃線の様相になる


軌道はへろへろやなく高規格

このあたりが門築大久保駅跡になる

赤い屋根は農林水産省福岡食糧事務所門司政府倉庫

 

食糧事務所倉庫前を通過

右のレールが臨港線跡

左は門司政府倉庫への専用線

田野浦駅側から門司政府倉庫を見る

 

貨物ホーム跡


ここの踏切も警報機、遮断機などが保存されている

このあたりの鉄道施設も完全に残っている

門司港レトロ観光線をここまで延長する構想があったのかもしれん

 

三井鉱山/小野田化学線が右へ分岐

 

踏切跡が残る

 

工場側から見る


草に埋もれるレール

 


踏切跡

このあたりが田野浦駅跡になる


標識

 

田野浦駅にもレールが残る

 

田野浦海岸にのびる廃線跡


レールはここで途切れる

線路は、むこうに見える伊藤忠飼料門司工場まで続いていた