探索日 2007/03/19

 

切り替えは1968年9月の複線化時

旧線区間には五つのトンネルが存在する



米山駅方新旧線分岐点

左が旧線米山第一トンネル、右は現在線米山第一トンネル

米山第一トンネル米山駅方口

歩行者用トンネルとして現役

 

米山第一トンネル笠島駅方口

坑門はコンクリートになっているけど、これは後年に改修されたもんやろ



米山第二トンネル米山駅方口

土砂崩れで埋まっている

 

崖上を走る道路のガードレールも垂れさがっている

幸い人が通れる空間が残っていたので、トンネルは通り抜けられた



むこうに見えるのは米山第二トンネル笠島駅方口

 

レールを突きさして枕木を並べただけの簡素な落石よけ


さっきの土砂崩れを見てもわかるとおり、旧線は軟弱な地盤にさらされている

線路付け替えも当然か


日本海沿いに続く旧線跡

 

米山駅方面をふり返る

むこうに米山第二トンネルが見える

 

道路が廃線跡

ここは旧線沿いに集落がある


米山第三トンネル米山駅方口

延伸されたコンクリート坑口の奥にオリジナルのレンガ積み坑門が見える

この道路は中部北陸自然歩道というらしい

 

米山第三トンネル笠島駅方口

 

防波堤にはばまれ海は見えない


上写真の場所を第三トンネル上から見てみる

米山第四トンネル米山駅方口


トンネル延伸部分の刻印

1953年というんやから、比較的新しい

 

米山第四トンネル笠島駅方口

コンクリートで補強され開通時の坑門はうかがえない

 

防波堤の手前が廃線跡

旧線現役時は、あの田塚鼻が車窓から見えたんやな

 

米山5号トンネルの説明がある

この説明板では旧線跡の道路は「米山海岸歩道」となっている

米山第五トンネル米山駅方口

米山第五トンネル笠島駅方口

5号トンネルは開通当時のままのレンガ坑門をおがめる


笠島駅方新旧線合流点

左は現在線米山第二トンネル笠島駅方口、右が旧線米山第五トンネル