一億総商人社会 | 筋肉ドクターの気まぐれ日記

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幕末の日本人は侍、武士になることは気高いことだと思ってたんだろうと、新選組なんかから思うところです。

ところが、現代日本社会は役人になることは、お役所仕事っていう言葉でも分かるように、仕事ができなくて金がかかる人ってだけだ。

要するに江戸時代の士農工商の武士階級が消滅し、商人が支配する国に明治期から変えてしまった。

徳性を涵養することより、損得勘定で得することが素晴らしいと教え続けている。

 

まだ、明治はそれを危惧した明治天皇が教育勅語を出したりして、日本を救おうとしてくれた。

しかし、昭和からの戦後、その教育すら排除し、役人が商人になってしまった。

政治家に立候補する人も、日本をこうしたいってのじゃなくて、自分が得するんじゃないかってやってるだけでしょう。

 

今の政治って、徳治主義の論語をベースにした朱子学を推奨していた江戸時代より悪い気がしなくもない。

だから、自分を鍛えて研鑽したらって言っても、それって損じゃない?得するの?っていう人はやらないんでしょうね。