やぎそば | ケンチクさんのヒトリゴト

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家づくりが大好きな建築士が、身近なケンチクさんと呼ばれる日まで、日々の出来事や楽しいチャレンジを綴ります。

明けましておめでとうございます。
今年もどうぞよろしくお願いいたします!

新年会の時期です。先日は早くも3回目の新年会でした

メンバーは、ゲームや映画などのCGデザインをしている大学時代の友人Y
Yと私の会社をみてくれている税理士の友人O

YもOも沖縄にゆかりがあり、大正区の沖縄料理屋さんで飲むことに

沖縄料理と言えば…

ゴーヤチャンプル
ラフテー(豚の角煮)
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などが有名ですが

海ぶどう
島らっきょ
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なんかも歯ごたえや食感が独特で美味しいです!

好嫌いはほとんどないので
オリオンビールや泡盛片手にこれらの料理を楽しんでいました

でも今回の本当の目的は
20数年ぶりに山羊料理を食べること…


大学の卒業旅行で沖縄に行き
レンタカーを借りて山あいを走っていました
皆そろそろお腹がすいたなあ〜って時にひとつの看板を見つけたのです

『 やぎそば 』

焼きそばあるでー、食べよかー

もちろん当時は やぎそば なんて料理があることは知らずお店に入りました

たたずまいは、いかにも焼きそばを出しそうなお店

しかしメニューを見て、焼きそばではなく やぎ(山羊)そば だと気付きました

物珍しさと空腹も手伝って、まあええか
「やぎそば、よっつお願いします!」

待つこと10分程度、お腹を空かした食べ盛りの青年たちに、やぎそばが運ばれてきます

「やっと食えるなあ」
「おっ、お前のやつ、肉多いしええなあ」

なんてワイワイガヤガヤしてたのですが
器に顔を近づけた途端、全員が絶句

くさい…
肉がくさい…
匂い消しであろう大量のヨモギがまたくさい…

箸が進まず
「…肉あげよか?」「…いやいや」

そして誰もしゃべらず…

大変申し訳無かったのですが
青年たちは大量に残してしまいました


強烈なインパクトを残し20数年
私の中では、世の中で一番不味い食べ物となってしまいました
(沖縄の人ごめんなさい)

今回、その感覚を払拭するため⁉︎
やぎに再挑戦することにしたのです

『やぎそば』は無かったのですが
やぎ汁  と  やぎ刺し  をオーダー

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おっっ!意外といける
いやっ!やっぱりくさいぞ

を繰り返しながらも当時ほどは違和感なくまあまあ食べれました

晴れて、世の中で一番不味い食べ物
では無くなりましたが
やっぱりゴーヤチャンプルがいい

ところが、隣の友人O
「やっぱ、やぎ美味いわあ〜!」
と、すすりながら満面の笑みで食べてる
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ルーツが沖縄で、子供の時に住んでいたこともあるからか
「やぎはお祝い事とかに食べるご馳走やで!これは美味いわ〜」っとハイテンション

…まずくは無いけど、そこまで…

ってな感じの普通テンションの
友人Yと私でした


次の日、奥さんに
沖縄料理を食べに行ったことを説明し

「あんな〜、大学の卒業旅行でな、焼きそばやと思って入ったらな、やぎ・・

「その話、10回目やしっ!」

10回目は言い過ぎやろー、と言いつつ自分の歳を感じてしまいました

長い話ですみません(^^)