介護カウンセラー 松田 なつこです。

昨年仕事を辞めて、現在はパートをしながら

タオルを販売したり、

介護でお悩みの方のご相談を聴いたりしています。
(3月末まで1回90分無料)

今週は義父母が其々退院して義母は施設、義父は自宅へと。
まぁ、これも色々ありまして、詳しくは後日・・・・・。



さて、先日

無料お悩み相談にご連絡いただいたN様。

ありがとうございました。
≪N様の了解を得てブログに掲載させていただきます。≫



N様は私と同年代の方です。
嫁いで10年ほどして、お姑様が倒れられて同居しました。

かれこれ20年、お世話されていたそうです。

同居始めたのは、2人のお子様が9歳と5歳だったそうです。

当時は今ほど公的支援が進んでいなくて、

N様がほとんどお世話していたそうです。

お姑様は、そんなに悪い方ではないのですが、

N様は顔を見るのも嫌なほど嫌っていたそうです。

義務のようにお食事を作って、お掃除をしたり洗濯をしたり。

亡くなる前、半年ほどは、目を合わすことなくお世話されていたそうです。

そのお姑様が1か月ほど前に亡くなり

ホッとしたのは1週間ほど。

それから今日まで、申し訳なさと自分の醜さで毎日がとても辛い日々になったそうです。

「どうして、もっと優しくできなかったのか」
「どうしてもっと笑顔を見せてあげなかったのか」
「どうして目を見てあげなかったのか」
「どうして」「どうして」と自分を責めてばかりいました。

お子さんが9歳と5歳。N様は20年間お姑様と一緒に暮らしていました。
20年間ですよ。毎日お食事を作って差し上げていました。

19年と半年はきちんとお姑様の目を見て話していました。

お姑様はどれだけ嬉しかったことでしょう。

目を合わせなかった半年は、きっとお姑様はN様のことを見つめていたと思います。

それも感謝とともに。

見られていないからこちら(お姑様)はじっと見ていられる。

その時間はお姑様にとっては、とてもありがたい時間だったと思います。

お姑様は何も言わずにそっと息を引きとったそうです。

だからこそ、余計にN様は苦しまれています。

でもね、お姑様はとても感謝されていますよ。


「どうして」と思う根本の解決は

N様の生い立ちやお育ちになった家庭環境が関係していると思います。「どうして」そうしてしまったのか、は後日ひも解くとして

誰かが誰かを嫌ってしまったり、傷つけてしまうことは
誰にでもあります。

でも、N様は20年間、お姑様のお世話をしてきたことは
お姑様からは「感謝」しかありません。

本当にお疲れ様でした。本当によく頑張ってこられました。
これからはN様はN様のために生きてください。それがお姑様の供養になりますからね。




N様の「どうして」に関しましては、またこれからお話しをおうかがいしていくことになりました。

*1回90分無料ですが、ご希望がありましたら
有料ですが、2回目以降お話しをお伺いしてお気持ちを整理するお手伝いをしています。

介護カウンセラー 松田 なつこ

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