町内深山地区で毎年恒例の伝統工芸村祭りに参加する。いちおう硯は伝統工芸に該当するので問題はない。が、どさくさに大学の後輩呼んで似顔絵描きを出店させ、自身もそれに対抗すべく「似顔絵焼」という粘土細工を試みる。が、やはり誰からも理解されることなく初日を終えた。会場のメインとなる深山焼の登り釜は一昼夜焚かれ、それにつきあったために不眠で、さらに他の人らは泥酔状態で2日目の朝を迎える。ぼ~っとしながらも暇だから後輩にちょっかいを出す。何故かここの差し入れはビール。昼間っから呑めって?!是非もない、既にナチュラルハイな状態なのでぐいっとあおる。てふてふさんが見えるよぉ!おもむろに後輩の似顔絵を描き、お面にしてかぶる。すると後輩も対抗してかこちらの似顔絵をお面に…。なかなかの馬鹿だな。気に入った!客観的に見るとかなり異様な光景。そしてそういうときに限って物好きな客が来るもので、へろへろになりつつ粘土をこねる。後日釜で焼いて郵送ということでお金だけもらった。こんなんでいいのか!?まぁ、二度とやるまい…。深山