競技ダンスは競うダンスなんですが

競技を長らくやってきた方はうんざり(>_<)
という声をよく聞きます。。。

昔、ジーン・バトラー(初代リバーダンスのプリンシパルダンサー)
のワークショップを主催していた際に
彼女からもそんな話を聞きました。


ホテルのレストランでゆったりとジーンと
彼女のご主人と3人で食事をしながら、
彼女がどうしてコンテンポラリーダンスをやっているのか?
と聞きました。


「もう人と競うなんてうんざりよ」


と言うジーン。






確かに競うって疲れると思います。


ずっとやってきた人はやっぱりそう思うのは仕方ないですよね~


でも、やったことのない日本人の私は
競技会に出たくて仕方なかった(笑)



確かに人と競うというのを嫌う方が多いと思いますが


(日本人は特に人と同じ出ないとダメ、と教育されてますしね。。。)


競技は優劣をつけるためだけに行われるわけではないと思うんです。




自分のレベルを上げるためには必要ですし、
競技会自体がモチベーションアップにもなりますし、
とーっても楽しい♪


私は一回だけ、しかも40過ぎてからドイツまで
コンペをしに行ったことがありますが


5歳くらいから60代まで踊ってて、
好きなものを楽しむというエネルギーを
目の当りにして興奮したのを憶えています。


もう時代は変わっているんですよね~


アイリッシュダンスって10代で終わるダンスって
言われていたのにその常識を覆していたし(笑)



老若男女が参加、親子で参加していたり、
他の人を見て勉強したり、影響受けたり、

とっても良かった♪



国の色もあるみたいだけどね。。。
アメリカだとかなりライバル意識高そうな
火花飛び散る雰囲気だそう・・・



競うのは嫌、という日本人が多いのは
実際にこの風景を、空気を味わっていないからだ、
とそのとき思ったものです。。。


やってないのに嫌うというのはもったいない!



日本でも競技会が行われるように
がんばりたいな~


だって、競技ダンスなんだもん!(笑)


でも、決して嫌な思い出をつくるような
競技会にはしたくない。


楽しかったな~って思いだす記憶であってほしいな♪



ワークショップなどで質問されるのが

どのくらいから出場できるのか?

とか聞かれますが上手いから競技会に出るのではなく、


初心者から出場できます。


レベルごとに分かれてますので
自分の年齢とレベルに合わせて
エントリーします。



優勝できないと恥ずかしいのではなく、
踊ることで自分のレベルをアップさせる
と言う意味でぜひ参加してもらいたい。



今は海外でしかできませんが・・・



競うことは悪いことではありませんよ~


それもアイリッシュダンスの醍醐味なんじゃないのかな~(^_^)