☆ダライ ラマ猊下 長野講演 御言霊 第二章☆ | アイリス レイア 徒然なるままに

☆ダライ ラマ猊下 長野講演 御言霊 第二章☆

☆前回に続いて
ダライ・ラマ猊下の御言霊です。
《パンフレットより抜粋》


☆『私たちは、知らず知らずのうちに、
愛や思いやり、協力、いたわりといった 人間になくてはならない、最も基本的なものを育むことを忘れるほどに、
物質的進歩に 夢中になってしまったのです。


思いやりの心は、
本来、静かで優しいものですが、
とても力強いものでもあります。
それは、内なる力の真の表れです。


他者の幸せを大切にすればするほど、
私たち自身への幸せへの意識も深まってゆきます。


他者への暖かい親近感が深まれば、
自然に自分の心も安らいでくるものです。


この気持ちが、どんな恐れや不安を抱いていても、
それを除く手助けとなり、
直面する障害に打ち勝つ力を与えてくれます。
これが、人生における 究極な成功の源となるのです。


楽観的な態度は、
成功への秘訣です。
全く初めから悲観的な態度をとれば、
小さなことでさえ、
成し遂げられないかもしれません。
ですから、常に
楽観的でいることは、とても大切です。

家庭や地域社会でも、譲歩や和解の精神を広め、
対話による問題解決を試みるべきです。


争いを解決するのに、対話は、最良の方法で、
それは、相手と対決するよりも
遥かに効果的な結果をもたらします。


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《ダライ・ラマ法王について》
金子英一氏コラムより抜粋。


☆チベット仏教では、菩薩が涅槃せずに、輪廻の中にいます。教団が幼児を引き取り、前代の高僧の生まれ変わりとして、徹底的に教育し、優れた人格の僧として養成、
人々の尊敬と信仰をを得たため、
化身活仏は、社会制度化しました。


ダライ・ラマは、
チベット人の文化、歴史、宗教、霊魂観、神意識など全てを象徴しています。
観音菩薩の化身であり、国王にして、
僧侶であるとして、
尊敬されてきました。


1959年にインドに亡命して、
内外のチベット人の悲しみと苦難の全てを背負いながら、
仏教の修行をもとに 宗教活動と世界平和、人権活動を進め、
1989年にノーベル平和賞を受けています。