ブラウンブレッド

「アイルランドのキッチンから」に来ていただき、ありがとうございます。

今日は、ちょっと風の強い曇り空。
今日はまだ、１０℃以上あったみたいですが、今週後半の天気予報は最高気温も１ケタになるみたいです。
寒さも本格的になってきましたね。

私は時間のあるときに、パン作りを時々します。
でも、なかなか自分が納得するパンを作るって大変だなーと思います。
思わず、「この古いオーブンのせいだわ。」なんて、オーブンのせいにしてしまう時もあります。
（ごめんよ、オーブン。本当はお気に入りのオーブンだよ。）

しかし、アイルランドを代表する、ブラウンブレッドやソーダブレッドは案外簡単に、しかも手早くできるので、パン作りのスランプに陥ったとき、ブラウンブレッドを作って気持ちを盛り上げようとします。（無駄な抵抗とは思いつつ…）

今日は、そんなアイルランドのブラウンブレッドをご紹介します。

材料

全粒粉　　350ｇ
薄力粉　　120ｇ
重曹　　　小さじ1
塩　　　　　小さじ1/2
卵　　　　　１個
無塩バター　60ｇ
バターミルク　450～500ｍｌ

オプションとして
ブラン（Bran:小麦粉のふすま）　大さじ2
ポリッジ用の大麦　　大さじ2
小麦胚芽（Wheat Germ)　大さじ1


オプションの材料は、アイルランドでは簡単にスーパーで手に入る材料ですが、日本ではちょっとよくわかりません。オプションの材料を入れれば、ヘルシーなブラウンブレッドができますが、入れなくてももちろんおいしいパンが焼けます。

作り方
１.　全粒粉、薄力粉、重曹、塩、オプションの材料をボールに入れよくかき混ぜます。

２.　小さくスライスしたバターを入れ、指で擦り合わせるようにして、粉と混ぜていきます。

3.　溶いた卵とバターミルクを加えて、パンを焼く型に入れます。（型にはバターを塗ってくださいね。）

４.　２００℃で４５分から１時間焼いて出来上がりです。途中、パンの上側に色がつきすぎるようであれば、ホイルをかぶせてください。

クラストの部分が硬いのが嫌いな方は、パンを冷ましている時に濡れふきんをかぶせておいてください。

ブラウンブレッドは、アイリッシュ・ブレックファストやスープのお供としてもいいですし、その他、ゆで卵やスモークサーモンと一緒に食べてもおいしいです。もちろんトーストして、チーズやジャムと食べてもいいですね。

私が好きな食べ方は、出来立てのまだ少し暖かいのを、（たっぷり）バターをつけて食べる方法です。

お気に入りの、ル・クルーゼのマグとプレートで頂けば、言うことなしです。

手早くできて、素朴な味わいのするブラウンブレッド、大好きです。



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