先週末、ようやく納車された我が愛しのＦ３５５。
最終９９年式のＸＲシャシーで、走行距離僅か３０００km。屋内保管＆雨天走行無の極上コンディション。この出逢いはまさに運命念願のツーリングは次の週末までお預けだけど、毎晩仕事から帰ってすぐガレージの中で静かに光るビアンコのボディに触れ、紅い本革シートに身を沈めるのが最高の日課。朝晩、"夢のカタチ"に寄り添える・・・これ以上の幸福は望むべくもない。

手の平にしっとりと馴染む恋い焦がれたそのステアリングを握り、さあ！まずはどこに舵を切ろう・・・そっと目を閉じ、シートバックに鎮座するＶ８の咆哮を想像するだけで、今日も一人、歓喜の雄叫びを上げたくなる。

・・・え？大したドラテクもないのに舞い上がって事故るなよ！って？
ああ、そういえば数年前に中国道でそんなこともあったね

ふふふふ・・・でも、御心配なく。

単なる、虚言癖です。

こんにちわ。
朝、水戸黄門のテーマを口ずさみながらゴミ捨て行ったら
すれ違った近所の奥さんに目を逸らされました、IRASです。
（これで、井戸端会議での俺のコードネームは「光圀」に決定・・・）

（金沢・尾山神社にて撮影）

さて、今年のGWは１０連休だったIRAS夫妻。
飛び石連休の息子のために渋々５日の内に金沢から広島へ戻って来たのだが・・・・

わずか２４時間でカラータイマー点滅　６日夜には時速８０㌔で北九州へと移動した

これは、 "はじまりの場所"のリアルな姿の記録である。

１０数年ぶりに立つ、ＪＲ黒崎駅前。

幼い頃、家族でおめかしして出かけた「黒崎そごう」も

俺が就職で故郷を離れることを苦にして００年Ｘマスに閉店。（諸説あり）
屋号は北九州唯一の地場百貨店である「井筒屋」に変更された。

かつては北九州副都心として栄えた街もミレニアム前後の倒産・閉店ラッシュにより、今や"閑古鳥"さえラッキーアイテム。

「ジャスコ」「長崎屋」「トポス」「ユニード」

この４つは黒崎史試験で必ず出題されるので、覚えておくといい

当時、駅を出て左に行けば明るい繁華街。右に進めば光の見えない浪人街。

（現在はどちらに進んでも暗黒街）

高校を卒業したその年、俺の勤務先はどんよりしたこの右サイド、通称"黒崎大学"。
「医歯薬理工系・難関国公立理系クラス」 ― 今思い出しても、あまりに身の丈に合わない看板にもはやツッコむ気すらおきない。小学校も、中学も、高校も、大学も、就職先も、そして職場の中でも・・・・俺の人生、常にポジションはトップ下なのに・・・

黒崎リアル