ノウルーズ前のビッグバザール(1) | 特派員ママ @イラン

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イランで、2人の子育てをするママのブログ。


まだゲシュム島の話題が途中で、
一番のハイライトも残っているのですが。


きょうは、5日後にはイランの新年(ノウルーズ)が始まるので、
そちらの話題です^^




昨年は、
ノウルーズ準備[タジリッシュ・バザール編]」や「ノウルーズ準備なう」などに
イランの新年の祝い方について、書きました。




去年タジリッシュ・バザールに一緒に行ったイラン人の友人が、
「今年はビッグバザールに行こう!」というので、

まだちょっと早い時期ではありましたが、今月初め、
ビッグバザール(バザーレ・ボゾルグ)に行ってきました。
  
           (→「ビッグバーザール」もご参照ください)





通常からテヘランの渋滞はひどいですが、日本の師走と同じで
ノウルーズ前は、より混雑します。







バザール前のタクシーやバスの混雑は、毎度のこと。

この先が、バザールです。


ここは、想像をはるかに超える広さであるうえ、
通路は入り組んでいて、まるで迷路のよう。

1人で回る自信は全く無いし、子どもを連れてこようものなら、すぐに迷子になりそうです。





加えて、この混雑!
ノウルーズ前というだけではなく、ここはいつもすごい人混みです。
(でもやはり、前になんでもない日に来た時より、混んでいるかも…)

午前中に回ったのに、これです。

夕方頃はもっともっと、人が増えるんだそうです。
ノウルーズが近づくと、これまたさらに混雑するんだとか。






ノウルーズ前は、何かとせわしないです。
イラン人は、さまざまなものを新調し、
新年、また新年の挨拶に訪れる客を迎える準備をします。






バザールの中でも比較的新しい建物、ここもすごい人。






中庭の両替をする男性らもごった返していますが、






やっぱりメインの入り口から見る人混みには、圧倒されます。

通路で立ち止まるのは厳禁です。





移動のための汽車もイラン人でいっぱい、






馬車も数が多い気がしました。
次々イラン人が利用していました。

私は、馬車で移動するような場所まではまだ行ったことがないですが、
この付近のバザール探索だけでも、何時間もかかっちゃいます。





ジューススタンドも次々飲み物が売れていたし、






絨毯をお買い上げの人も、まま見かけました。






狭い雑貨屋には人がひしめき合い、中に入るのもためらわれます。







イラン人はノウルーズ前、ボーナスで懐が温かいです。
が、出費もなかなかのようです。







新年らしいものはこの後徐々に増えてくる、とのことでしたが、
この日も一部で見られました。



縁起物、色付けした卵を糸やフエルトなどで作ったものや、






ノウルーズ特有のキャラクター、
顔が黒くて赤い服を着ているハジー・フィールズもいました。
 (→「ノウルーズ準備[タジリッシュ・バザール編]」をご参照ください)






ここにも!






頭にSがつく7つのものを飾る、ハフト・スィーン。

それらを乗せる器のセットも、ずらり。






青や緑を基調にしたものが多く、素敵です。





屋根のあるバザールの中も、「○○トマンだよ!」と、
商品と値段をアピールする声が飛び交って、活気と熱気がすごかったのですが。




外でも、かばんやおもちゃ、服や日用品など
さまざまなものを個人で売る人でごった返していて、
外のほうがむしろ喧しいくらいでした。







混雑のバザールでしたが、宝飾店が並ぶ通りは、割と空いていました。
イラン人の友人は、「高いからここは空いているわね」と、笑っていました。







帰り際、この園芸店にて、







ハフト・スィーンにこれも縁起物の金魚、






加えて、新年からの干支である、羊のハフト・スィーンも見かけました!
置くだけの、簡易版です。

去年は馬があふれていましたが、
ノウルーズが近づいた今バザールに行けば、もっともっと羊グッズがあるのかな。

馬より、可愛い物が多そうです^^