画期的なコーラン | 特派員ママ @イラン

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イランで、2人の子育てをするママのブログ。


昨日に引き続いての話題、

テヘラン中心部のエンゲラーブ通りの一角、本屋街にて。



コーラン専門店がありました。




右奥に写っているおじさん、カメラを見て「中に来い、来い」と手招き^^






中にあるのは、コーランやコーラン関連書ばかり。

背表紙がきらびやかなものが多いです。







訳されたコーラン。

ヨーロッパの言語を取り揃えています。







中国語はありましたが、日本語はありませんでした。






こんな小さな、携帯版も。




カード状のものもありました。





店の外には、コーランを乗せる台がずらり。



床(絨毯)ではなくこの上に置いてお祈りすることで、

見やすいという以外に、

コーランへの敬意を示すという意味合いもあるようです。






同じ一角ですが、別の書店。


こんな地震が怖くなるような構造、あちこちで見かけました。






このお店に、マカロンを作るためのDVD付きの本があって、

しげしげと見ていると。







興味あると思われたようで、奥から料理本を2冊出してきてくれました^^



ラマダン中の食事やおやつが載ったもの。

上写真右のものは、人参のハルヴァ だそうな?








その隣の書店も、なんだかきらびやか。

コーラン関係の書が集められているようです。








本だけでなく、お祈り関係グッズもいろいろありました。







これは、メッカの方向のわかる方位計。



世界各地の地名とコードが記された本付きで、

コードを方位計に入力すると、方位計の緑がメッカを指すそうです。


日本の都市もいくつか載っているとのこと^^





何度額をつけて祈ったかを記録できる機能が付いた、聖石も。


お祈りの際に手前の黄土色部分に額を押し付けると、

カチッと音がして、矢印や▼マークが増えていく仕組みです。







これは、指に巻いて使うカウンターです。



これは額を石につけた回数ではなく、

祈りのフレーズを何度唱えたかを記録するもので、

お祈りの際に毎度0から始めるのではなく、数を足していくものだそうです。







中でも、一番気になったのが、これ!


上述した、コーランを乗せる台の上に置かれていて、

デジカメのようにも見えますが・・・。






店のおじさんが、出してきて説明してくれました。








これ、カメラではなく、コーランが収録された機械なんだそうです!!


カメラ(撮影)機能は、後から入れることはできるようですが。




習字のように、神について、美しい書体ですらすらと書かれていきます。




もちろん音声も出るし、翻訳表示の言語も選べるそうです。





コーランは、アラビア語で読まれます。


イランは、ペルシャ語。


この機械は、ペルシャ語の翻訳を簡単に示してくれるほか、

個人で好みの違う、発音(アクセント)を選ぶこともできます。



残念ながらまたしても日本語は入っていませんでした。

後から機能を足せるとのことでしたが。



お値段は、200000トマン(約6670円)でした。




日本でも外国でも、書店巡りは楽しいものです^^

この日も最初はどこか博物館に行こうかと言っていたのですが、

決まりきったお勉強系の場所を楽しめない夫婦なので(^^;、

書店にしてよかったね、と言い合って帰ってきたのでした。





本といえば。


最近、漫画の『俺物語!!』にめちゃくちゃハマっています。

声をあげて笑っていたかと思うと、涙が止まらない。


たいがは、お母さんどうしたの?と心配顔です(笑)