ざくろとくるみのカレー | 特派員ママ @イラン

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イランで、2人の子育てをするママのブログ。


まずは、ご報告です。


先日、 の話題で載せた、この電柱。




元は何があったか、見に行ってみると。





ん???特に何も無いような!??







やっぱり、何もない!!







道を渡って、90度違う方向から見てみると。







おおおおお、穴が開いている!



これに雪が積もると、冒頭のようなことになるんですねヮ(゚д゚)ォ!!






さて。


イランでは、果物がよく料理に使われます。



アーシュラー のゲイメの時にも書いた、

ゼレシュクという赤いグミも、よくご飯に乗っています。




プルーンを煮たり、夏にはさくらんぼをピラフに使ったり。


先日も、ベーの煮物 をご紹介しました。





この「フェセンジューン」も、見た目は茶色いですが(笑)、

フルーツエキスたっぷりの、甘いカレーと思ってもらえばいいです^^






鍋には、ミキサーで砕いたくるみと、

その下に、玉ねぎ(液体状のものはこれ)。






これをぐるぐる混ぜ、ごく弱火でことことと煮て、

くるみから油を出していきます。


ゆでてすりおろした、かぼちゃを入れることも。




ここへ、別の鍋で

水や塩コショウ、ガーリックパウダー、ザールトゥーベ(ターメリック)、

残り半分の玉ねぎと共に柔らかーく煮た、骨付きの鶏肉を足した後・・・




こんな、ざくろのソース(ロッべ・アナール)も入れます^^




どろりとしていて酸っぱ甘く、プルーンエキスをもう少しさらりとさせた感じ。





この料理にはやっぱり、骨付きチキンが合います。



チキンがほろほろ、ほろり。

軟骨まで食べられます。






もちろんざくろは、エキスだけでなく、

果実がかなり消費されています。


イランにいるとほんとに立派で安いのですが、

どうも面倒くさい感じがして、ほとんど買うことはありませんでした。



そしたら先日、ほぐしたざくろを頂く機会がありました!
(写真の量の倍以上
頂きました。)





種は口に残る気がして、いつも汁だけ味わっていましたが、

食べ始めると、気にならないものですね。


というか、もんのすごい瑞々しいのねーーー、ざくろ^^



せっかく良質のざくろを簡単に口にできる国にいるんだから、

もっと積極的に食べてみようと思い。


以後、冷蔵庫にこの粒の状態で大量に常備して、

口さみしい時にボリボリと食べています^^




イラン人は、

「小さいもののがいい」「色が濃いものが水分が多くていい」などと

上手に美味しいものを見分けるようですが、私はまだ初心者。


選別ミスで、たまにちょっと、ゴリゴリと

種の硬さが気になることもあるんですけどね(^^;






ざくろだけでなく、様々な、

旬の野菜やフルーツ、味が濃くて新鮮で、

ほんとに美味しい、イラン。


国土が広く気候もさまざまなので、

冬でも普通に南部産のすいかが売っているのも驚きです!



いやあ、豊かです。