どうもー、Iraです。今日はちょっと暖かですねぇ。私はまだ本調子じゃ
ないんで、今日もちょっと控えめにしようかなぁ…と思っています。
ホントは語りたい事いっぱいあるんですけどね。
さて、今年は戦隊40作品目という事でジュウオウジャーが面白いん
ですけど、その前の35作目のゴーカイジャーの時にゴーカイジャーの
セルフパロディみたいな作品が東映で作られました。東京MXとBS朝日
でオンエアされていた「非公認戦隊アキバレンジャー」がそれです。
簡単にキャラと作品を紹介しておきますと、主人公の赤木信夫は
佐々木ポンポコデリバリー（Ｓ・Ｐ・Ｄ）に勤める戦隊オタク。今日も
戦隊物の妄想をしながら仕事していて同僚のたづ子にどつかれる。
彼は配達先のお得意さまのマドンナさやかに憧れていていつかは
彼女と恋人になれると思っている。しかし内心オタクがバレるのも
怖かったりなんかする。。そんな信夫がひったくり犯を捕まえる妄想
をしていると、「あなた、赤木信夫さんね。」と声をかけられる。声を
かけたのは葉加瀬博世（はかせひろよ）。秋葉原で戦隊カフェ
「ひみつきち」を営んでいる。彼女は信夫に「あなた、アキバレッドに
なって戦ってみない？」と信夫をスカウトする。戦隊オタクの信夫は
公認戦隊の新作のレッドにスカウトされたのだとばかり思って喜ぶが…
とりあえず先にイエローを見つけようと言われ、偶然アキバで名刺を
くばるコスプレ少女萌黄ゆめりあと出会う。ネココスで自分の事を
にゃあだと言うなりきり型のコスプレイヤー。格闘家の美月はオタ
２人に呆れて帰ろうとするが、ハカセに「あなたの格闘愛はそんな
物なの？」と言われてカッとなる。そして騙されたと思って一度変身
してみて。と言われ、コードネームは「重妄想」で３人は初めて変身
する。撮影だとばかり思っていた３人は自分達がヒーローになって
びっくりする。美月も実際に戦ってみてその体の動きに感動する。
信夫は敵はどこに？と聞くがハカセは知らないという。そのうち必ず
悪の組織は現れるはず…と言う。そして夜、信夫はアキバの街で
メイド喫茶の少女が「助けて…お店が…」と助けを求めて倒れ込む
のを見てそこに乗り込む。すると出迎えたのはナイとメアみたいな
双子コーデのゴスロリ少女。彼女らを悪の手先だと見抜く。
すると２人いた女の子は合体し、怪人が登場する。登場したのは
「渋谷セイタカアワダチソウヒゲナガアブラムシ（長っ！）」という
邪団法人ステマ乙の係長だった。ステマ乙の部長マルシーナと
いう露出度高い悪の幹部が怪人に命令していた。最初は全く
歯が立たない３人。しかし「後は任せたわ」とマルシーナが去り
それが勝利フラグだと気づく。その言葉通り、あっけなく渋谷
セイタカアワダチソウヒゲナガアブラムシは倒される。次の回に
渋谷コウゾリナヒゲナガアブラムシという似た幹部が登場するが
…ま、東映なので気にしたら負けよ。負け。
帰ってきた３人にハカセは「いやぁ…すばらしい妄想だった。期待
以上よ」と喜ぶ。そう、３人は現実じゃなく妄想の世界で戦っていた
のだった。ガッカリする信夫。しかしやる気をなくしている信夫は
妄想世界にデカレッドを召喚出来ると知って喜び、再びアキバレッド
としてがんばるようになる。しかしお気楽な妄想戦士だった彼らは
現実の社会に悪の邪団法人ステマ乙が登場してくる事になって
妄想と現実とがごっちゃになっていく。結局はハカセとハカセの父
都筑タケヒロとハカセとの確執がとける事で決着したが、マルシーナ
はステマ乙の代表になり、アキバレンジャーとゆるく戦い続ける事を
望む。最終回に巨大なオワリという文字と戦う彼らは微笑ましかった
です。
その後シーズン痛が翌年に作られましたけど、美月がペンタゴンに
行ってしまった設定になってしまってて、かわりに新ブルーの
岩清水美月（いわしみずルナ）が登場。変身スーツも女性陣だけ
若干変更されてました。シーズン痛はより一層オタク向けになり
敵は戦隊の悪役オタクのツー将軍。変なコスに変なメイクしたおかしな
オッサンですが、これが滅法イヤな敵でした。しかし今度はマルシーナ
がニチアサの戦隊枠をマルシーナ枠として奪おうとし、さらにそこが
変な外資系企業「チガウヨープロダクション」に乗っ取られ「プリズムＡ」
なる奇妙なヒーローが登場したりして、ラストは大艦隊相手に３人が
突っ込んでって…という終わり方でした。しかも総集編で３人、死んでるし。
この作品でアキバレッド赤木信夫を演じたまーくんこと和田正人くんは
すっかりこの役を気に入って、今も時々ツイッターで「財団Ｂ」とかの
オタク語を入れて赤祭に呼ばれてないだの公認様に呼ばれたいだの
つぶやいてますねぇ。確かに非公認ながらレンジャーキーもあり、
公認戦隊並みにグッズも出たりしたので一度でいいから公認様の時間に
呼んであげてよ…と思いますねぇ。だって「いつかは日曜の光浴びる」のが
夢なアキバレンジャーですからね。
それにしてもこの作品、レギュラーや敵にすごい声優さんを持ってきて
（ステマ乙代表のドクターＺに矢尾一樹、ツー将軍に堀川りょう）、ハカセ
も内田真礼ですからねぇ。因みに青が交代したのは大人の事情です。
一時美月役の日南響子（ひなみきょおこ）失踪してましたからねぇ。
ゆめりあ役の荻野可鈴ちゃんは最近アイドル活動してるみたいですよ。
まーくんは言わずと知れたスペシャリストでつよポンと共演してますよね。
明日最終回です。さて、今日も早く休もうっと。ではまた…。
