皆さん学生の時に、
1人当たりのGDPが一番高い国はどこか?
という問題を1度は出されたことがあるのではないでしょうか
その答えは、
ルクセンブルク
だということを、多くの方が覚えておられるかもしれませんが、
(1人当たりGDPランキング)
では、なぜルクセンブルクの1人当たりのGDPが
高いのかということを
突き詰めて考えた人はいらっしゃるでしょうか?
最近僕はその答えが分かりました
それは。。。。。。
極度に金融が発達した国だから
なんです。
例えば、日本投資信託協会が発表した、
『投資信託(ファンド)の世界統計』を見ると、
アメリカに次いで、
上位2番目に来るのがルクセンブルクなんです。
金融が比較的発達してる日本でも9番目です。
日本でも最近NISA(非課税少額投資制度)
が始まり、これを機に、
新しく投資信託(ファンド)を買おうという人も増え、
証券会社や銀行などでは盛んに
ファンドの保有をすすめています。
しかし日本のファンドは、
世界のファンドのほんの一角を占めるにすぎず、
海外ファンドには長期に渡って優れた成績を残している
ファンドが多々あります。
そのなかで日本のファンドの残高は7,810億ドルで、
世界で見れば3%未満に過ぎないんですね
日本のファンドの残高は、世界の国々と比較すると、
第9位となっていて、
トップのアメリカの残高と比較すると、
約20分の1の規模しかありません。
海外ファンドの残高は日本のファンドとは
比べようもないほどの大きさとなります。
それから、ルクセンブルクの面白いところは、
オンショアなのに非課税地域
なんですね。
基本的にタックスヘイブン(非課税地域)と言われる地域は
海沿い(=オフショア)で、法整備が整っていない国が
ほとんどなのですが、
ルクセンブルクの場合は、
内陸国(=オンショア)で、
EUに加盟している法整備が整っている国なのに、
税金が優遇されている珍しい国なんですね
その結果、企業の持ち株会社や資産管理会社などが
本籍をここに置く事も多く、
国の産業の約8割が
金融をはじめとする第3次産業
になったわけなんですね!
まさに『EUのシンガポール』
のようなイメージですね
NISAとオリンピック景気に乗っかった
株のブームになりつつありますが、
日本だけでなく、海外にも目を向けてみましょう
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New Association代表
ココロとフトコロを豊かにする貯金コンサルタント
渕上 恭慎
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