国家戦略の一環として児童に対するプログラミング教育を開始したフィンランドについて調べていた際に、こちらの絵本を知りました左下矢印
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この類の絵本は「読む」というより寧ろ「使う」ものの気がしたため、自宅に一冊あっても良いかなと思い、発売されたばかりの日本語版を購入しました。

絵本は大きく以下2つのパートで構成されています。

1絵本
女の子ルビィが5つの宝石を集める冒険をし、友だちとの出会いを通じてプログラミングの基礎概念を知っていくストーリー

2アクティビティ
絵本と関連した練習問題(10問)


1の絵本は60ページ超あって話がやや長いのと、プログラミングの基礎につながる”考え方”が所々に盛り込まれているため、対象年齢は5歳以上とされています。

プログラミングの基礎概念を知ることに繋がる絵本というだけあって、それらしき内容が描かれていますが、物語自体は難しいものではないため、もう少し小さい子でも話に付いていける気がしました。
但し、物語を理解出来るのと面白いと感じるのとはまた別の話で、物語の面白さという点では好みが分かれる絵本なのではないかという気も・・・あせる


寧ろ私が購入して良かったと思ったのは2のアクティビティのパートで、これは私のようにプログラミングに疎い親が一番簡単なレベルまで噛み砕いて子どもに自宅でプログラミング教育をする際に使えるアイディアであり、アクティビティであるように思いましたグッ

以前、プログラミング教育に関する記事を書いた際に、SEのブロ友さん方から「プログラミング教育において大切なのは、論理的思考力の育成」というコメントを頂きました。
この絵本の中に掲載されている10問のアクティビティは、その論理的思考を養うことに繋がるものであるように感じました。

絵本の帯に「プログラマー的思考法を育む知育絵本」とありますが、”これ以上無い”レベルまで易しく噛み砕いて論理的思考を学ぶ絵本として、特にアクティビティパートは一読してみても良いかもしれませんウインク