不織布マスクは着用致しません。 やはりマスクをすると血中酸素濃度は下がります。 | iPhone De Blog

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iPhone3GSからiPhoneユーザのLEONがiPhoneやAndroidなどを中心にしたデジタル系ガジェット、IT関連ネタ、趣味のコントラバスやチェロを中心としたクラシックネタ、2022年から始めた自家焙煎に関する話や日常の話まで幅広く書いてます。

以前、こう言う記事を投稿しましたが。。

 

 

明後日、某オケで本番があるのですが、明日のリハーサルから(本番も着用するのかどうかは不明)不織布マスクを着用する様に指定されています。

 

自分は普段は、ここでも何度か紹介しているなんちゃってマスクしか使いませんし、不織布マスクは殆どしないのですが、不織布マスクはしたくないので出演しません。と言う訳にも行かず、訓練?の為、昨日から楽器を弾く時に不織布マスクを着用して練習していました。

 

随分長い事不織布マスクをしてませんでしたが、そう言えば、この不織布マスクをすると眼鏡が曇るんですよね。

 

他のマスクの場合は曇ることは無いので、鼻の部分から集中して呼気が出ているのは間違いありませんし、結構な速さで呼気が上がって来ます。

流体の場合、細い部分を通過すると流体の速度が上がるオリフィス効果があるので、その為で、これ物理の法則ですから誰も否定は出来ない筈です。

 

勿論、吸気もこの部分を中心に入ってくる筈ですが、自分の鼻から上の顔周辺の空気を掃除機の様に吸引している事になります。

 

コロナは空気感染かもしれないと言う話が最近言われてますが、

自分が使っている様な呼吸が楽なマスクなら普段と変わらない状態で「静かに」呼吸しますので、周囲から空気を吸い込む流速もそれ程速く無い筈ですし、当然、呼気を取り込む範囲は不織布マスクよりも小さい筈です。

 

逆に、空気中のエアロゾルは非常に小さい為、オリフィスにより発生する少しの圧力差でもより広い範囲から吸い込みやすくなる筈で、ウイルスがエアロゾルに含まれている場合、布マスクよりも感染する確率は上がる筈です。

 

例えば、昨日某所で、ソロのピアノ合わせをする為、訓練?用に不織布マスクを着用して歩いていると、何処かからタバコの匂いがしました。

 

結構離れている場所でタバコを吸っている人がいましたが、その距離でタバコの匂いがしたと言う事は不織布マスクの隙間からタバコが入って来ていると言う事で、タバコの粒子とエアロゾルは凡そ同じ程度の大きさになるので、この中に含まれるコロナが含まれていれば当然吸い込む筈で、不織布マスクと言っても完璧に隙間なく着用するのは不可能です。

 

まあ、これらは条件が複雑ですので恐らくこの様な点に着目して検証をしている機関は無いと思いますし、シミュレーションと言っても実際、大事な点を省いている意図的なシミュレーションは世の中非常に多く存在します。

 

ただ、これ以上に問題になるのは取り込む酸素の量が減る事。

 

それこそコロナの感染の判定に血中酸素濃度を測定しますが、二酸化炭素が多く含まれる自分の呼気を再度吸気する事で、体内の酸素濃度が下がってしまう筈です。


今日も不織布マスクをして練習をしていて、かなり息苦しかったので、実際、本当に血中酸素濃度が下がっているのかを血中酸素濃度が測定できるApple Watchで測定してみました。

 

マスクをして2時間ほど練習した後に測定すると、92%となっていました!

 

普段の自分は97〜98くらいですので、かなり低下している様です。

練習を終えて、マスクを外して、計っていくと、94→96→97と上昇して、普段の状態に戻りましたので、やはりマスクを着用することで、血中酸素濃度が低下するのは間違い無いようです。

 

 

 

1時間ほどで平常時に戻ってきました。

 

酸素濃度の低下以外に、呼気と言うのは体温で温まっていますので、新鮮な空気で身体が冷やされない為、体温も上昇しますし、屋外等で不織布マスクを着用する事は別の意味で危険です。

 

もし、この2つが長期間続くと、(一般的に)徐々に免疫力が低下して行くと思われ、感染しやすくなるとすれば、自分で自分の首を締めている様なもので、これらの点から考えても不織布マスクは百害あって一利なしと自分は考えています。

 

学者と言うのは物事をモデル化するのが好きで、その為、ある意味、物の見方が非常に狭く、いわゆる自分が研究している範囲だったり、特定の部分のみに着目して「盲が象を撫でる」的な見方をする場合が多いのですが、マスクの場合は素材である不織布のフィルター効果しか見ていない様で、構造含めて幅広く考えている訳では無さそうです。

 

要するに「不織布の方が布やウレタンよりもフィルター効果がある。から感染予防効果がある。それ以外は知らない」と言う事で、例えば、着用の仕方が悪いと効果がないので出来るだけ隙間が無い様に着用しなさい=そんな事したら息できんだろーが!と言う様な考えに、理系の仕事をしていると良く接します。

 

勿論、それらの研究者の努力を積み重ねて行く事で科学は発展して行くので否定はしませんが、普通の人は偉い学者さんの言う事を信じますので、屋外でも暑い中、不織布マスクを真面目に着用して熱中症になって死んでしまったら本末転倒としか言い様がありません。

 

と言う事で、これからも指定される以外は自分は「不織布マスクは着用致しません(ドクターX風に)」

勿論、要求される場所以外はマスクそのものも着用致しません。

 

高地トレーニングをやっている訳ではありませんし、健康な身体にマスクを着用するなんて百害あって一利なしで、自分の身を守る為です。