下記の記事を読んでください

災害派遣、現場自衛官から上がる悲痛な声
なぜ政府は現場が活動しやすいように手を打たないのか
2011.04.14(Thu)  藤井 源太郎


以下抜粋
勤務体制は3週間現地勤務して、1週間原隊(げんたい)復帰(休暇)
その後また3週間勤務・・・と、同一部隊、同一隊員が行っています。

警察や消防は、約1週間ごとに交代していますが
自衛隊では10万人体制維持のため、交代要員が確保しづらい状態になっています。

1次派遣中に陸上自衛隊でも死者が出ました。
災害派遣中に大量のご遺体を見て、いたたまれなくなっての自殺です。
殉職と言ってもいいでしょう。
また、50代陸曹長が病死しました。こちらも、殉職と言えます。

我々自衛官は、国民の皆様から感謝されればもちろん嬉しく思います。
ですが、そのためにやっているのではありません。

今回の自衛隊災害活動においてさえ、マスコミには心ない発言をしたり
作業をしている隊員に心ない発言を浴びせる方がおります。

疲労を忘れさせ、士気を奮い立たせる、隊員の心に響く指揮官の意志と態度が必要なのです。
隊員の士気を維持し続けているのは、次のような某中隊長の言葉なのです。

 「被災者や行方不明家族のおられる方々が
固唾をのんで見守る中での作業は辛いものがある。
しかし、崇高な使命を達成できるのは我々しかいない」

 「現地での作業で見せた諸官の行動は間違っていない。
何かあれば、私が責任を取るから、存分に作業に当たってほしい」

 「避難所などで被災者が心身疲労しており、真に必要な救援物資の到着を待っている。
被災者に会ったら、何が必要か、何が不足しているか、どうしてほしいか
少しでも情報を取ってこい。ただで帰ってくるな」


東北の復興は短期間で終わるものじゃないんです
長期的な計画が必要なんです

でも、急がないとダメなことも・・・


これで、政府はきちんと対応しているのでしょうか
10万人送ったからそれでいい?
今、彼らが倒れたら復興が遅れるんです