アジアから日本の不動産を購入 | 理想の未来を叶える資産運用とは?

アジアから日本の不動産を購入

こんにちは。


最近、中国から日本の不動産を見に来るツアーがあるとか、

アジアの方で日本の不動産所有されていらっしゃる方が

多いとよく聞きます。


そこで・・・・


中国の方々が日本の不動産を買っているって本当?


今日はそのことについて調べてみました。


中国人富裕層の間では、日本の不動産への投資が流行しており、

多くの中国人富裕層が日本を訪れて不動産を購入しているそうです。


少し前のことですが、7月20日に台湾の不動産仲介大手の信義房屋が、

日本での営業を本格的にスタートしました。

オリックスや大京は信義房屋と組んで、国内で開発したマンションなどを

台湾や中国の投資家に紹介していくそうです。


日本は少子高齢化で、高成長が見込めないと言われているのに、

どうして日本の不動産が注目されるのでしょうか?


それには、インカムゲイン(家賃収入など)が安定していることや、

中国や台湾よりも投資利回りが良いことなどの、

収益安定性がまず上げられます。


また、中国政府が投資目的の不動産所得を規制するよう、

ローンなどの規制も厳しく設定したことで、

中国国内での不動産投資も難しくなってきているようです。

日本ではワンルームや1LDKなどの小さい部屋の物件も多いので、

販売価格も中国の中間層からしても値頃感があるようです。


日本のリゾートへの魅力で購入したい投資家もいるようです。

映画の舞台とななったり、雪を楽しめるスキーリゾートのある北海道や、

富士山、箱根、沖縄などは人気のようです。


変わったところでは、集合住宅を1棟購入し、

富裕層向けの部屋に改装して中国企業に転売し、

顧客やビジネスパートナーの宿泊施設として利用したり、

日本へ留学する中国人留学生に貸し出すこともあるそうです。

また、ご子息の日本留学のために区分所有で購入し、

留学終了後に賃貸に出すケースもあるようです。


留学生は日本語が話せず、保証人もいないことが多いので、

祖国の方がオーナーで部屋を貸してくれたら嬉しいですよねラブラブ



しかし・・・・


日本の不動産を海外の富裕層が買ってくれるということを

素直に喜んでいるだけでは少し無防備だという向きもあります。


これは居住用の土地建物ではないのですが、

東京財団のまとめた

「グローバル化する国土資源(土・緑・水)と土地制度の盲点」

という報告書があるのですが、

こちらでは、外国資本進出の背景に、水資源などの資源獲得競争が

グローバルに展開されている世界的潮流があると指摘されています。


また、日本の土地制度が諸外国に比べて極めて強いとも指摘されています。

いったん外国資本に所有されると、それを手放されることが難しいため、

事前の実態把握と事前届け出など諸規則を提言しているそうです。



様々なところで「グローバル化」が起こっていますが、

制度や規制もそれに対応できるよう状況に応じた見直しが必要ですね。

そうすることができる柔軟な姿勢と、素早い判断、行動力が

グローバル社会での生き方なのかと思いました。


今日も読んで下さって、どうもありがとうございましたコスモス


まだまだ暑い毎日なので、お元気にお過ごし下さいね星