日本の改暦に大きく貢献した福沢諭吉の解説書「改暦弁(かいれきべん)」を、兵庫県朝来市の暦研究家、青田昌さんが入手し、地元の話題になっている。

 改暦弁は諭吉が官許を得て明治6年、慶應義塾から発行。当時は400万部も売れるベストセラーとなったが、薄い和紙製のため現物はほとんど残っていない。

 10日は「時の記念日」。古書店で入手した青田さんは「改暦を知らない人も多く、改暦弁を通じて、暦の変遷を大勢の人に知ってもらいたい」。

【関連記事】
ホテル窓から“ふんどし” サムライ遣米使節団150周年
海王丸、米西海岸に到着 咸臨丸渡米150年を記念
【歴史ドラマのウソホント】龍馬伝 船に弱かった勝海舟
【人生食あり 文明開化の味がする】道楽学 ハヤシライス
日露戦争時の「時事新報」発見 敵将戦死克明に、団十郎葬儀も大きく

ゲームプラットフォームの未来、「セルフィちゃんねる」の挑戦(Business Media 誠)
<南アW杯>名古屋は42.8% 瞬間最高視聴率(毎日新聞)
ふるさと切手の販売一時中止=北方領土の一部欠落―日本郵便(時事通信)
宮崎市と日向市でも新たに発生=口蹄疫、ワクチン網突破(時事通信)
口蹄疫 拡大続く宮崎も梅雨入り 防疫作業遅れ懸念(毎日新聞)