Podcastの記事を書いていて思い出した。

 

昨日、センターピースを開催したのだ。

 

その後の食事会でPodcastを聞いてるという受講生にこう聞かれた。

 

「どうして10分くらいで悩みに対してアドバイスができるんですか?」と。

 

 

その場でこたえたは、

 

「ずっとアドバイスをしてきたら。コンサルタントとしてビジネスの相談に乗ってきたし、個人的な悩みにカウンセリングもしてきたから」

 

みたいなことだったと思う。

 

28歳くらいからずーっと相談に乗ってアドバイスをしてきた。

 

相談お答え歴が20年以上あるのだ。

 

 

で、さっきもうひとつの切ない答えを思いついた。

 

それは、相談に乗るということが、人とつながる方法だったから、というもの。

 

 

 

時々話すことだけど、俺はコミュニケーションが苦手で、人と仲良くする方法がずっと分からなかった。

 

特に20代前半は自己肯定感が低かったので、そもそもこんな自分と話したい人なんていないと思い込んでいた。

 

ところがビジネスをやると、相談されることが出てきた。

 

で、知っていることを答える。

 

めっちゃ聞いてくれる。感心して尊敬される!

 

ああ、必要とされている!という喜びを感じたのだ。

 

相談してくれたら相手とつながれる。

 

集まりの場に行って寂しくなると、だれか相談してくれないかな、と考えるようになった。

 

そういえば、本を読むときも、頭の片隅で「今度聞かれたらこれを話そう」と考えていたっけ。

 

 

 

30代前半のとき、ある自己啓発セミナーに参加した。

 

自己紹介で「自分は経営とか心については詳しいのでサポートできると思います。何でも聞いてください」と言った。

 

そしてその日の懇親会で、講師の方にそう言った理由を考えてみるといいよと言われた。

 

そのときはぴんと来なかったのだけど、帰るときに心にひっかかっていた。

 

そして自分が講師ポジションを取ろうとしていたことに気づいた。

 

受講生なのに、僕は講師ですよ、とアピールしたのだ。

 

たしかに変な発言だ。

 

そして、講師でいないと不安だということに気づいた。

 

自分が質問されることで人との関係を築こうとしていることに気づいたのだった。

 

砂廣さんっていう方なんだけど、なかなかするどいよね。(今はセミナーなどはやってないみたいです。)

 

 

 

 

そんなわけで、人にアドバイスするというのは自分にとって人とつながるための道具だったわけだ。

 

「俺は一人が好きだぜ」とか言いながら、せっせとその技術を磨いていたのだ。

 

だからアドバイス力が上達したのだよ。

 

 

 

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