「エネルギーを奪う人」

 

時々見られるこの表現。

 

エナジーヴァンパイアって言うらしいです。かっちょいい。

 

 

ナツイソラさんは、こう書いている。

 

他人のエネルギーを

奪うことなんて出来ないんです。

  

 

「エネルギー奪われた」

 

 

っていう人が

勝手にその人にエネルギーを

注いでいるだけなんです。

引用 https://ameblo.jp/natsu-action/entry-12677304013.html

 

 

センターピース的というか犬飼ターボ的には、こういう悩みや問題をどう解決するのか、を話してみるよ。

 

 

まずね、いつも頭にあるのが再現性ってことなの。

 

・一回だけ上手く行くんじゃなくて、できれば毎回上手く行かせたい。

 

・自分だけじゃなくて、多くの人にも役立つような方法を見つけたい。

 

そういう視点で見ると、そもそもこれは何が起きているのか?を理解する必要があるわけ。

 

 

 

何が起きているのかをちゃんと理解することがどれほど重要かって話からしよう。

 

例えば、外に出ると後で肌が赤くなったり、ヒリヒリしたりするという問題が起きたとする。

 

昔は、何が起きているのか理解されていなかった。

 

「これは外に何かよろしくない邪気が漂っているのじゃ!」と誰か言ってみんながそうなのかと信じる。

 

そして、呪術師が登場して魔よけの首飾りを作る。

 

「これを身に付けよ。邪気から身を守りなさい」とか言って、みんなが付ける。

 

ヒリヒリしなくなったという人が必ず何人か現れる。

 

実際は、日焼けしてメラニンが生成されたからとか、夏が終わったからとかの理由なのだけど。

 

今なら、この首飾りが日焼けに対して再現性が低い対処方法だなあって分かるよね?

 

こうやってそもそも何が起きているのかをちゃんと理解せずに生まれた対処方法は、再現性が低くなるのだ。

 

 

 

 

では、何が起きているのかを理解するためにはどうしたらいいか?

 

・どういう時や場所に発生して、どういうときには発生しないか。

 

・どういう人には発生して、どういう人には発生しないか。

 

これらを考える。

 

大切なことは当てはまらないケースと比較すること。

 

当てはまらないのを例外パターンという。

 

発生するときだけを見ていると分からなくなってしまうのだ。

 

 

これを外に出ると後で肌が赤くなったり、ヒリヒリしたりする問題に当てはめてみよう。

 

晴れた日と曇りの日に発生するが、雨の日や家の中とか木陰だと発生しないということが分かる。

 

さらに、肌が黒い人は発生しにくく、肌が白い人だと発生しやすいなどということが分かってくる。

 

雨の日は外でも発生しないうことは、邪気じゃなくて太陽っぽくない?ってことが分かる。

 

肌が黒い人が発生しないということは、肌を黒くしたらいいじゃないって発想になる。

 

じゃあ肌が黒いのと同じ効果がでる何かを塗ろうっていう解決方法が生まれる。


 

 

 

「エネルギーを奪う人」も同じように、当てはまらないケースと比較すればいいのだ。

 

・どういう時や場所に発生して、どういうときには発生しないか。

 

どういう人には発生して、どういう人には発生しないか。

 


・Aさんと話してもエネルギーを奪われなかった場面

 

・Aさんと話してもエネルギーを奪われない人

 

を探すのだ。

 

実際やると、面白いことが分かる。

 

Aさんと天気の話や雑談をしているときは大丈夫だったということが分かったり、

 

さらにいろんな人に聞いていくとAさんと話しても大丈夫、むしろ楽しいよね!などという人が出てきたりする。

 

この時点で、「Aさんはエネルギーを奪う人」という前提が崩れる。

 

万人に共通する事実ではなく、数人の捉え方が一致しているだけだということが分かるのだ。

 

さらに、Aさんにエネルギーを奪われると言う人たちにインタビューしていくと、どんな時にそう感じるのかが人によって違うことが分かる。

 

ある人はAさんのこのときの発言、別の人はAさんのあのときの態度、というように感じる瞬間が違うのだ。

 

ここまでわかると、完全に感じる人の個人の問題だということが分かる。

 

 

 

次は、あいまいな言葉を明確化していくという作業だ。

 

そもそも「エネルギー」って何だろう??

 

エネルギーとか波動とか氣という言葉は、ぼんやりしている抽象的な言葉だ。

 

 

ああ、

 

面倒くさくなってきたなあ。

 

この調子で詳しく書いているとすごく長くなるから、もう書いちゃう。

 

※ついていけない人は、下のまとめを読んでくれ。

 

 

エネルギーって、活力とか元気のことを言っている。

 

エネルギーが奪われるとは、活力や元気がなくなって疲れたということなのだ。

 

 

そして、疲れには二種類ある。

 

肉体的な疲れと精神的な疲れ。

 

今回の疲れは、精神的な疲れだ。

 

精神的な疲れは、マイナス感情が発生した結果なのだ。

 

マイナス感情は、筋肉が収縮して疲労物質の乳酸を発生させる。

 

これで体がぐったりした感じになるのだ。

 

 

 

つまり、「Aさんにエネルギーが奪われた」を正確に言うとこうなる。

 

「私は、Aさんと話していたらある瞬間にマイナス感情が発生して疲れた。」

 

マイナス感情は、捉え方から発生する。

 

Aさんの発言や態度を何かネガティブなことだと捉えて、マイナス感情が発生したのだ。

 

また、この捉え方とマイナス感情はセットになっており、過去の記憶から発生する、という仕組みがある

 

簡単に言うと、人は目の前の出来事と似た出来事を過去の記憶から探し出して、過去の感情を思い出すのだ。

 

(全然簡単じゃなかったね。)

 

 

そして、この思い出し作業は無意識に、自動的に行われる。

 

だから、まるでAさんが自分のエネルギーを奪ったかのように感じるのだ。

 

もっと正確に表現するとこうなる。

 

「私は、Aさんと話していたらある瞬間に過去の記憶を思い出してマイナス感情が発生して疲れた。」

 

ここまで何が起きているのかが分かると、何をしたら解決できるのかが分かってくる。

 

・「Aさんってエナジーヴァンパイアだよねえ」っていう愚痴を言い合う

 

・魔よけの首飾りやブレスレットを付ける

 

・Aさんとは縁を切る

 

などをやっても、ずっと自分の中に原因があるので、Aさんみたいな人と出会うと毎回「エネルギーを奪われた」状態になるのだ。

 

再現性が低い解決方法なのだ。

 

根本解決とは、再現性が高い解決方法という意味だ。

 

 

1,同じ言動の捉え方を変えて、過去の記憶を思い出さないようする

 

2,過去の記憶自体をマイナス感情がでないものに書き換える

 

のどちらかをすればいいことになる。

 

そこからまた、再現性の高いカウンセリング技術や心理療法を開発するのだ。

 

 

 

 

まとめると

 

「エネルギーを奪う人」とか「ネガティブなエネルギーを浴びる」などのぼんやりした問題は、

 

一体何が起きているのかをあれこれ理解して、ああだこうだすると、なんか根本的に解決するらしいぜっていう感じで、ざっくり覚えておいてもらったらいいと思う。

 

 

だって、ビタミン剤を飲むのに、どういう人体の仕組みで、どういう製造方法なのかなんて知らなくてもいいわけじゃん?

 

ただ、飲めばいいんだよね。

 

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