◆親の敷いたレールの先にあるのは? | 「教育活動家いぬかい良成」のオフィシャルブログ

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教育に答えはない。これまでの「あたりまえ」から「やってみたい」を子ども達と一緒にやってみる。大人達が学ぶと子どもは変わる。「3つのミライエ」と「3つの信じるステップ」を提唱する教育活動家でもある「いぬかい良成」のブログです

親の敷いたレールの先にあるのは?

 

 

自分の子どもを「良い子」に育てたいと思いますか?
それとも「悪い子」に育てたいと思いますか?

 

 

もしそう尋ねられたら、

 

「そりゃあ、良い子になってほしいに決まっているでしょ!」

 

または、


「とびきりの優等生にはなれなくても、

悪い子にだけは絶対になってほしくない」

 

と答える人がほとんどなのではないでしょうか?

 

 

 


しかし、

私の持論は

「子どもは悪い子に育てましょう!」です。

 

 


もちろん、

「子どもを乱暴者に育てましょう」とか、

「子どもを犯罪者に育てましょう」と言いたいわけではありません。

 

 


私のいう「悪い子」とは、

簡単にいうと

“親の敷いたレールから逸脱する子ども” です。

 

 


「何それ!? うちの子をそんな脱落者になんてしたくない!」


「そもそもレールなんて敷いているつもりはない!」


と思われるかもしれませんが、

親は知らず知らずのうちに、

我が子の人生に自分好みのレールを敷きがちです。

 

 


 


「そんなことしちゃダメッ。転んでケガでもしたら危ないでしょ!」


「××ちゃんはお行儀が悪いから、もう一緒に遊んじゃダメよ」


「そんなくだらないものばかり見ていないで、この本を読みなさい」


「もっと勉強して偏差値を上げないと、バカな学校にしか行けないわよ!」


「夢みたいなことばかり言ってないで、もっと安定した職につきなさい」

 

 


――多くの子どもたちは、

「あなたには無理!」とか

「これはダメ」「あれもやめなさい

「そうじゃなくて、こうしなさいと、

 

親の決めたルールにがんじがらめにされています。

 


そんな親の決めたルールに支配され、

親の望むゴールに向かって

ひょろひょろ伸びているきゅうくつな道

 

――それが親の敷いたレールです。

 

 


「別に無理強いしているわけじゃありません。

ただ、自分の子どもが道を踏み外さず、

幸せな人生を送れるように導いてあげるのは、

愛情ある親の役目でしょ!」

 


私も教育活動家であると同時に、

ひとりの子どもの親なので、

そんな風に反論したくなる気持ちは理解できます。

 


けれど、

親が思い描く幸せが、

必ずしも子ども自身の幸せとは限らないのです。

 

 


「いい学校に行きなさい。

そうすれば人生幸せになれるから」

 

と、親の敷いたレールに沿って子どもが

一流大学に合格したとします。

 

 

しかし、

その子が自ら「行きたい」と望んだのではなく、

ただ親の進める大学に入った場合、

子どもは入学した後の人生を描けなくなってしまいます。

 

 

大学に入るという目的が達成され

そこで燃え尽きてしまう、

いわゆる「燃え尽き症候群」になってしまいます。

 

 

 

しかし人生が始まるのはこれからです。

 

 

 

社会に羽ばたく前の通過点に過ぎない大学入学が、

人生の終着駅になってしまっていませんか?

 

 


 

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第1章 あなたの子どもは良い子? 悪い子?
◆「良い子」に育てるのは本当に大切なことですか?

 

 


 

 

 

いぬかい良成(著)「子どもは悪い子に育てなさい」天才児が育つ7つの習慣 

【第1章・あなたの子どもは良い子?悪い子?】より 

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