来たる5月3日、資料性博覧会07にてイヌダの新刊&黒須喜代治「死人切符」先行発売します! | ほぼ独り言のブログ

来たる5月3日、資料性博覧会07にてイヌダの新刊&黒須喜代治「死人切符」先行発売します!

ドモ!イヌダです。

 

毎度毎度のコトなのですが、本が当日までに完成するか微妙なラインでしたので告知を控えておりましたが、なんとか原稿データの完成が見えてきましので、ようやく告知させて頂きます!

 

 

 

わたくしイヌダ、まんだらけ様が主催なされます、来たる5月3日に東京・中野は<中野セントラルパーク サウス コングレスクエア>にて行われる資料性同人誌+創作怪獣ソフビ展示即売会

 

「資料性博覧会07」

 

 

に参加させて頂きます!

 

 

*「資料性博覧会07」について、詳しくはは下記URLをご参照くださいませ。

http://www.mandarake.co.jp/information/event/siryosei_expo/

 

 

本年も「貸本合同サークル」の一員として参加させて頂きますが、イヌダの新刊同人誌、貸本マンガについての本じゃございません(;´▽`A``

 

とはいえ、やっぱり貸本マンガ&怪奇マンガが中心となるのですが、今回はジャンルにとらわれず、「スキだ!」と公言するのが憚られるような、ちょっとインモラルかつ「どっかオカシイ」「なんかヘン」なマンガについてストーリーをご紹介しつつ、時にツッコミを入れ、時にマジメに考察しつつした解説本を書かせて頂きました。

 

 

ソレがコチラ、
表紙です。

 

背表紙&裏表紙
『逢魔がマンガ館』

(全84頁(本文80頁)。定価などはまだ決めかねてます。ナニブン予定している刷り部数がモノすごい少ないモノで、単価が高くなってしまって…)

 

 

取り上げている作品は

・久呂田正三『怪奇探偵絵物語 6本指』(*全3部作)

小島剛夕『半骨ギャルマン』

・北沢しげる『冷血人間』

・森由岐子『怪談 かげろう地獄』『怪談 鬼むすめ』

・杉戸光史『三つ首塚の血』『妖奇の首塚』

・島きよし『その一粒の麦も』

・小山葉子『危険少女マキ』

・江戸川きよし『地獄の使者』

・川島のりかず『中学生殺人事件』『フランケンシュタインの男』

       『ちぎれた首を抱く女』『母さんが抱いた生首』

・松本洋子『にんじん大好き!』

・松田辰彦『蟻グモ』

・坂上泰夫『幽霊泥太郎』

・まるいぴよこ『風のちんころう』

・みやわき心太郎『親さがし捨吉!!

・松森正+滝沢解『人魚海域』

・みやぞえ都雄+志村裕次『真・麻雀伝説 風の雀吾』『麻雀鳳凰城』

・堀内元+遠崎史郎『味覚一平』

・関たかみ+W・ウッド『チャンプのディナー』

・胎芽流縷『白蛇少女伝説』


です。

 

基本的にメジャー・マイナー問わず(といっても世間様一般には全作品マイナーですが(;^_^A)、イヌダのココロになんかひっかかるモノがあった作品をピックアップしております。また、以前にHPでご紹介したものや余所様に寄稿したものもありますが、大幅に加筆修正、というか大概のモノは全面的に書き直しております。

 

 

今回は、楽しんで読んで頂ける事を心掛けて制作しましたので、ホンのちょっとだけ期待してお待ち頂ければ幸いです。

 

 

<追記:お詫びと訂正>

 

「逢魔がマンガ館」文中で『その一粒の麦も』の作者名を「小池きよし」と表記しておりますが、正しくは「島きよし」です。お詫びして訂正致します。

 

そして、貸本マンガファンの方々、お待たせいたしました!

 

2年前にグッピー書林plusで復刻いたしました幻の貸本マンガ、黒須喜代治先生「死絵奇談」の続編、「死人切符」の復刻が間に合いそうです!

 

 

 

・・・実はこの本、去年のうちに出そうと思っていたのですが、ちょっと難点があって断念しておりました。

 

「死人切符」の頁数というのが、70頁ほどなのです。

そして「死人切符」は続編である「死人0番地」へと続く予定であったため、物語が途中で終わってしまっています。

 

一番好ましいのは「死人0番地」とあわせての復刻だったのですが、「死人0番地」は刊行予告はあるものの、実際に刊行された可能性はかなり低く、どんな見識者に聞いても、その存在が確認できません。

 

ですので、「死人0番地」は刊行されなかったとは言い切れないものの、<死絵奇談>シリーズは一応この2冊のみと判断して復刻に踏み切ったワケですが、物語途中で終わってしまう「死人切符」を読んだ後のモヤモヤ感・残念感を補うにふさわしい、怪奇な併録作品の入手に尽力しておりましたので、刊行が遅れてしまいまっていたのです。


 

さらには「死絵奇談」の復刻を黒須先生のご子息にお喜び頂けたという、ボクらにとっても喜ばしい出来事もあり、とにかくよりよい復刻とすべく、データ作成に時間をかけていた、という事もあります。



 

…というか、まだ本文のデータが未完成でして、現在なお絶賛作業中でございます(;´▽`A``

 

 

ですので、イヌダの本同様、まだ定価含め詳細は決定していないのですが、とりあえず完成した表紙の画像を公開させて頂きます。

←表紙画像

←裏表紙&背表紙。

 

そして併録作品は「髑髏船」。こちらも約70頁ほどの作品です。

 

 

また、完売してしまっていた「死絵奇談」の増刷もしますので、前回買いそびれた方はゼヒ!

(初版とは少し仕様が変わります。といっても見返しを無くしただけですので、内容は一緒です)

 

 

 

 

今回はとりあえずご報告まで。

詳細が決まりましたら、また当ブログで告知させて頂きますので、「死人切符」には期待して、イヌダの新刊にはホンのちょっとだけ期待してお待ちくださいませm(_ _ )m

 

 

 

(お願い)

「死人切符」「死絵奇談」「逢魔がマンガ館」の予約は一切受け付けておりませんので、お問い合わせはご遠慮頂けますよう、重ねてお願い申し上げます。

また、二十世紀書房での取扱いは5月のGW明け以降となる予定です。