格差はどんどん広がるべき | サプリメントアドバイザー@hiroの健康ブログ

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時給数百円でアルバイトとして働いていた頃、 人生のほとんどが仕事で過ぎ去っていく社員たちの姿と、 いい家や車を所有し、社員たちに命令ばかりする経営者を見て、 資本主義というシステムはクソだと真面目に思いました。 

 

特に僕の家庭はかなり底辺な経済事情だったので、 周囲との格差を感じることがかなりありました。


システムの中で疎外されたとき、 そこからどうにかシステムの中で勝ち組になろうとする人と、 システムそのものを否定しようとする人がいますが、 僕はどちらかといえば後者でした。 

 

いま思えば恥ずかしい話ですが、 小説「蟹工船」を読んでエッセーコンテストに応募したり、 たいして分かりもしないのにマルクスを読んだりして、 一人で巨大なものと戦っているような気分になっていました。 (実際は何とも戦っていないのですが)
 

しかし力のない個人がシステムを否定したところで、 何か現実が変わるわけではありません。 

 

相変わらず借金の督促はバンバンやってくるし、 両親は現実逃避でパチンコしてます。 

資本主義が嫌いと言っても、飢え死にはしたくありません。 

かといって僕が見てきた社員たちのように、 人生のほとんどを生活費のために働いて過ごすのもごめんです。


僕が自由を手に入れる現実的な方法は、 自分でビジネスをやるしかないと気づきました。 

毒くわば皿まで。 

どうせなら短期間で効率的に成功したいので、 なけなしのお金を教材等に投資して、 毎日朝から晩まで猛烈に勉強と作業をしました。 

 

すると自分でも予想しなかったペースで、 客観的に見ればシステム内の「勝ち組」のほうに成ってしまいました。 

システムを嫌っていたくせに、 そのシステムのおかげで救われるという、 なんとも皮肉な結果になりました。 (軽くアイデンティティクライシスでした)
 

しかし実際に色んな経営者に会ったり、 色んな商品をマーケティングしたりする中で、 資本主義とは決して悪いものではないなと思うようになりました。 

明らかに資本主義は社会を豊かにする 推進力になっていると実感したからです。
 

最近トマ・ピケティの「21世紀の資本」という書籍が大ヒットしましたね。

 ピケティは資本主義社会では格差は拡大し続けるということを、 各国の過去の膨大な資料から立証しました。 

 

ひと昔前の僕なら、それを読んで、 「やっぱり資本主義はクソなんだ!」と大喜びしていたでしょう。 

しかし今は、格差が拡大すると聞いても、 「だからなんなの?」としか思わなくなりました。
 

資本主義社会で格差が拡大すると、 相対的貧困は増しますが、絶対的貧困は減ります。 

事実、世界的に格差が広がっていると言われる昨今、 1日1.25ドル未満で暮らす「極度の貧困」人口はどんどん減っているし、 日本のホームレス人口もどんどん減っているのです。


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「豊かになってる実感がない!」って言うけど、 認識してないだけで、底辺側も確実に豊かになってきています。 

今や多くの人が「生活が苦しい!」って言いながらエアコンつけて、 テレビ見て、牛丼をお腹いっぱい食べています。 

 

コンビニ飯やコンビニスイーツはどんどんうまくなって、 レストランでこっそり出されても気づかないんじゃないかと思うくらいです。 

 

家電の価格はどんどん安くなるのに、性能は上がる一方です。 

40インチのテレビとか、昔は数十万円が当たり前でしたが、 今では5万円以下のものもたくさんあります。 

 

お金がない人もみんな格安スマホを所有して、 快適にネットサーフィンしながら、 無料ゲームをどんどんダウンロードして暇つぶししています。
 

つまり、みんな10年前と比べて、 はるかにクオリティ高くて選択肢の多い生活を送っているのです。 

最低限度の生活の水準がどんどん上がっています。 

 

それは格差社会の上の方にいる人達の営利活動のたまものです。 

企業がせっせと商品を開発したり、生産を効率化して価格を下げたり、 新技術に投資したりしてくれたおかげです。
 

そもそも資本主義社会でお金をたくさん持っているということは、 それだけお金を払いたくなる何かを社会に提供したってことです。

 

GoogleやAppleは国家に匹敵する富を手に入れましたが、 彼らは何も搾取していません。 人々は貧しくなるどころか、GoogleやAppleのおかげで、 それまでより便利で快適な生活を送るようになっています。
 

お金が社会にもたらした価値の対価だと考えれば、 資本主義社会で富裕層が現れることは むしろ好ましいことだと言えるかもしれません。 

富裕層が増えれば増えるほど、僕らの暮らしも便利になるからです。 

 

彼らはせっせと、僕らがお金を払いたくなるような商品やサービスを提供してくれます。 

企業や個人が儲けることを制限しようとすることは、 企業や個人が社会に価値提供することを制限しようとすることと同義です。 

 

旧社会主義圏と資本主義圏の争いで、 資本主義側のほうが圧倒的に豊かになっていったのは、 ある意味当たり前の帰結ですね。


富裕層があまりいないかわりに絶望的に貧しい人が多数いる社会と、 超富裕層が多数いるかわりに底辺でもそこそこの暮らしができる社会。 

僕は後者のほうがマシかなと思うので、 経済成長に伴う格差拡大は許容されるべきものだと思ってます。 

もちろん労働環境等、解決されるべき課題はありますが。


PS. 

なんだか急に暑くなってきたので、夏服を買いに新宿へ。 

友人のひゆきさんにいつものごとくコーディネートしてもらいました。 

相変わらず店に入るや否や一瞬でアイテムを選んでいくひゆきさん。 

ガチプロや・・・。 

 

彼と出会ってからファッション関連の悩みがさっぱり消えました。 

服を買うときに悩んでしまう人は彼のコーディネートはマジオススメです。 

その後恒例の飲み。

 

 

 

 

彼と飲み歩くといつも飲みすぎて二日酔いに苦しみます。

 

 

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