好きな男は

今になって


前の彼が


どれだけ私のお気に入りだったか


どれだけ私の理想の男だったか


身に染みている


別に今にならなくても


別れようとしたときも分かっていたことだが


他の人に自分にとっていい人なんてそう居ない


かと言って例え戻ろうとしたところで元の木阿弥


互いの根性が変わっているわけもなく


同じ付き合いになるだけ


彼と上手くやって行きたかった


上手くやれないというのが大きな原因で別れた訳ではないから


時間が経って彼が結婚を諦めるなら


もう一度


などと考える


もっと上手くやる方法を考えて


お互いに良い付き合いについて話し合って


彼が今も好きだ

恋はない

恋をしたいわたし


健康な人と一緒にいると


態度言動に無意識に傷付けられる


その人が健康であることそのものに


私は気を取られすぎて


妬みの気持ち


理解を最初から執拗に求めたり


卑屈になる


前の彼は同病者だったから


何を言われても


理解の上のことだと分かった


この病気を全く知らない人の方が世の中には多い


私はその人たちと付き合って行く気力をなくした


多く見積もっても、同病者、精神科医、カウンセラーしかこの病気を理解できない


無理だ


私は強迫や発達障害の要素もあるから更に理解しにくい


もう傷付くのは嫌だ


障害者の会社である会社のスタッフにさえ傷付けられるのだから


いくら福祉の勉強をしたって


理解が無理な人には無理


障害理解について


押し付けがましいことを言ったが


このことで私は疲れ切っている


認知療法が進んでいない部分なのかも知れない


全て自分の考えが自分を苦しめているのだから


分かっている


でも今しばらくは


健康な人と恋できない