チームプレイの真髄
正月と言えば、大学生の箱根越えの駅伝を観る人が多いんでしょうが
私はラグビーにチャンネルを合わせてしまう。
随分前ですが、社会人選手権の準々決勝を観に行った事があります。
ベスト8に残ったチームの試合を、一日で全部観られるなんて何てお徳なんだ!
これを観ずして何を観る!と、けちの塊りというべき父親に連れられての初観戦は
非常に刺激的でした。
場所は神宮外苑にある 【秩父宮ラグビー場】 。
行った事がある方はご存知でしょうが
フィールドのすぐ側からスタンドがあるので
最前列に座らなくても、かなりの臨場感を味わう事が出来ます。
(但し!写真正面に写るメインスタンドは日陰で寒いので、冬の観戦にはオススメしません)
テレビで観るのと違って
何の反則があってゲームが止まっているのか
さっぱり分からない事が多いのですが
朝から晩までじっと観戦するおじさん達がけっこういて
そんな彼らが的確に解説してくれたりするので
それで結構分かったりしました。
このスポーツはフィールド脇に監督・コーチがいません。
つまり、ひとたびキックオフのホイッスルが鳴ると
フィールドの選手だけでゲームが組立てられ
彼らの頭脳とテクニックだけで試合が展開します。
【フットボール】 (日本で言うアメリカンフットボール)のような
ワンプレイごとにコーチや監督の指示がインカムで飛び交うスポーツとは全く両極にあります。
プレーヤーの風貌(失礼!)や当たりの激しさに反して
非常に頭脳的で繊細。
このスポーツの魅力はそこにあると思います。
