「MIYAKE ISSEY展: 三宅一生の仕事」

「MIYAKE ISSEY展: 三宅一生の仕事」②


国立新美術館で「MIYAKE ISSEY展: 三宅一生の仕事」開催中 → ☆ ☆ ☆


時を同じしくして開館した国立新美術館と「21_21 DESIGN SITE」

「21_21 DESIGN SITE」の館長である三宅氏が、
いつかここで展覧会が出来たらと呟いたことから
始まったというこのプロジェクトは10年前から
進められていたもの。

なぜこんなに時間がかかったかというと
まずは作品の整理から初めなければいけなかったから。

この話からもデザイナー三宅一生が活動を始めた
1970年から現在に至るまでの約45年間という月日を感じます。



今回の展覧会は伝統技術や職人技を生かした衣服デザインや
最新のテクノロジーを用いて、新しい素材や服づくりを模索してきた
“企業秘密”も一挙公開されています。

三宅氏の姿勢や発想、ものづくりの楽しさが満ちあふれている展覧会です。


展覧会の様子は 昨日のブログをどうぞ → ☆ ☆



会場最後はミュージアムショップ。

「MIYAKE ISSEY展: 三宅一生の仕事」②

「MIYAKE ISSEY展: 三宅一生の仕事」②

「MIYAKE ISSEY展: 三宅一生の仕事」②

「MIYAKE ISSEY展: 三宅一生の仕事」②

「MIYAKE ISSEY展: 三宅一生の仕事」②

「MIYAKE ISSEY展: 三宅一生の仕事」②


ミュージアムショップが好きで・・・
見ているだけで楽しいですよね♪


一通り内覧会が終わって記者会見。





これが良かった・・・

三宅氏の貴重なお話がたくさん聞けました。


自由な発想のもとで、素材づくりや「一枚の布」と身体の関係、
そこに生まれる「ゆとり」や「間」を追求してきた。

本展に訪れた人が“何か自分も作りたい”と、
子供から大人まで創造意欲を掻き立てられるような
展覧会に仕上がったと思っている。


「これから先40年間活躍する未来のクリエーターの課題は?」と
会場からの記者の質問に

ファッションの豪華さは消滅するだろう。男女共有だったり、
親子で着られたりとシェアできるものと言う新しい考え方で未来に繋がって行く。

人間は美しいもの好きと言う価値感を残しながら
「温かみの感じられるプロダクト、暮らしや生き方そのものに
密接したデザインが必要になってくると思っている。


私の仕事は文化伝承ではない。
あえて、私がそれを考えていはいけない。
それを入れないようにして考えていかなければいけないと思う。

新しい解釈をいれなければいけない
着ることに対する自由化は国籍をはずして
みんなで日々発想をして新しいものをつくる。

好奇心の強い人が面白い仕事をする。

人体フォルムにこだわる。


など、本当に貴重なお話が次から次にでてきます。

この会見中に感じたことですが、三宅氏から
過去を振り返る話はまったくなく
ずーと未来に向けてのお話ばかり。


「デザインとは、完成までのプロセスも含めて
こんなにもわくわくする可能性に満ちた仕事なんだ
ということを伝えたい」と三宅氏。

三宅の服づくりの考え方や、伝統と最新技術を駆使した
「製品プリーツ」の制作過程を紹介するほか、
佐藤卓によるアートディレクションや、
デザイナー吉岡徳仁によるインスタレーションもみどころ。

未来志向の元気がでる展覧会です。
とくにものづくりのお仕事にかかわっている方は
本当に元気がでてきます!!

ご興味のある方は是非足を運ばれてはいかがでしょう。







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