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仕事を教える際は1回で教えきる

 教え方、教わり方について最近感じることがあります。それは、教わる側、教える側双方に言えるのですが、『とりあえず』と言う感覚があることです。

 
 何か分からないことがあればまた聞いてくれればいい、教わる側も、分からなければまた聞けば良い、と言う感覚です。


 
 疑問点や不明点が途中で出てきても教える必要がないと言っている訳ではありませんが、その場で教えきる、すべて教わると言うような緊張感が不足しているのではないかと思います。
 いつでも聞ける環境、いろいろなコミュニケーション手段が出来てからの方が返って教えるのに手間がかかるようになってきたような気がします。例えば、江戸時代の学問の師弟関係を想像してみると、師匠に会うだけでも大変な努力が必要であったが故にその場で吸収できることはそれこそ命をかけて学んだのではないでしょうか。
 『とりあえず』は一種の「逃げ」のような気もします。お互いに一度で済ませる、そう思って取り組むことで、教え方、教わり方にも様々な工夫が出来てくるのではないでしょうか。

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