ハングル文字の勉強が一気に進む考え方とは? | 60歳でも身につく韓国語会話★元サムスン技術通訳が教えます!

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ハングルが読めない人でも、1日15分からの韓国語の勉強で、3日後ハングルが読めるようになり、90日後にはネイティブも驚くほどの韓国語が口から出てくる勉強法があります。このブログではハングル・韓国語の勉強方法を紹介していきます。

前回の記事では、「ハングル文字はローマ字と同じである」 と考えると、ハングル文字がすぐ分かるようになると説明しました。


今回は、なぜ、ハングル文字はローマ字だと言えるのか、具体的に説明してみます。



さっそく、ハングル文字を読んでみることにしましょう。



타케시마



何と書いてあるかというと、「タケシマ」です。竹島をハングルで書くと上のようになります。



ハングル文字はローマ字だと言っている手前、ローマ字で「タケシマ」を書いてみると、あなたもご存知の通り


TAKESIMA
便宜上「し」をSIと表記します。)


となりますね。


ひらがなやカタカナでタケシマと書くと4文字で、ハングルで書いても4文字に見えるのに、ローマ字だと8文字に増えてしまうじゃないかっ!


ハングルってのは韓国のひらがなとおなじなんだろ!!


なんて、言われそうですが


やはり、ハングル文字はローマ字と同じ考えで書かれています。



ローマ字は、「タケシマ」と表すときに、ひらがなで4文字で済むところを8文字で表しています。


なぜなら、子音を表す文字と、母音を表す文字を別々に書かなくてはならないからです。


T K S M

これは子音を表すアルファベットです。


これだけ書いても日本語としては読むことができません。


A E I A


これは母音を表すアルファベットです。


これだけ書くと、ローマ字としては「アエイア」と読むことになりますね。


つまり、ローマ字は「子音」を表す文字+「母音」を表す文字をセットにして表記することによって、日本語を表している表記方法だと言えます。


T+A、K+E、S+I、M+A


こういうことですね。


では、ハングルでは、タケシマを4文字で表してるみたいだけど、どうなっているのか?というと、ハングル文字もローマ字と同じく、実は


「子音」+「母音」をセットにして、


表記する文字なんです。


もう一度「タケシマ」のハングル版を見てみましょう。



타 케 시 마



文字と文字の間にスペースを入れてみましたが、4文字で書かれているのは確かです。


しかし、この4文字。さらに分解することができるんです。すると、こうなります。


ㅌ ㅏ ㅋ ㅔ  ㅅ ㅣ ㅁ ㅏ


これが何かというと、それぞれ「子音」を表す記号と「母音」を表す記号に分解したのです。


「子音」+「母音」ということは、ローマ字と一緒ですよね!?


それぞれの記号がどういう音を表しているのか、見てみると、


ㅌ(T) ㅏ(A) ㅋ(K) ㅔ(E)  ㅅ(S) ㅣ(I) ㅁ(M) ㅏ(A)


となります。


アルファベットのEみたいな記号が、「T」の音を表し、カタカナのみたいな記号が、「A」の音を表すので、


Eをくっつけたら、「타」となり、これはつまり「TA」と読む・・・。



ハングル文字というのは、こういう原理でできた文字なんです。



ローマ字と同じだって意味がわかりましたか???



つまり、ハングル文字というのは、子音記号と母音記号があるので、それぞれの記号がどういう音を表しているのかを覚えた上で、それを組み合わせていけばいいということなんです。



こういう説明のしかただと、ハングル文字を覚えるのが、簡単に思えてきませんか?


ハングルが3日以内に理解できるようになります。
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