出雲の旅 その2 | オヤジの休日 進展型肺小細胞がん からの今

オヤジの休日 進展型肺小細胞がん からの今

2010年9月進展型肺小細胞癌ステージ4罹患
2015年9月完治宣告を受け、新たな事にチャレンジしたくて仕方なくなり、2016年1月サラリーマンを卒業。

2017年、ブックカフェ栞日を開業し、そこを肺がん患者会 ライオンハート岡山の事務局とし町なかがんサロンとして活動中

お待たせしました。やっと出雲大社に到着です。

ネットで調べると、本殿に行くまでに、ちょっとしたスポットがあり、お作法もあるらしいので

その通りに行きました。

 

まずは、勢溜(せいだまり)の木でできた鳥居から。ここから出雲大社神域となります。

 

 

この鳥居をくぐっり少し行った所の右手に祓社(はらいやしろ)があります。

まずは、ここで心身を清めるのが、神様への礼儀のようです。

 

 

心身を清め、先に進むと太鼓橋があり、それを渡ると境内まで延びる松並木が待っています。

この鳥居をくぐり真っすぐに進めるのは神様だけなので、一般人は両サイドのどちらかの道を行きます。

 

 

そして見えてくるのは、大国主大神(おおくにぬしのおおかみ)。

イナバのシロウサギで有名な、ウサギを助けた心優しき神様です。

この優しさゆえに、多くの女神と結婚し、多くの子供をもうけています。

その大国主大神をお祀りしているのが出雲大社。

そこが縁結びの神様と言われる所以!!

 

 

その近くにある手水舎で、手と口を清め、いざ境内へ向かいます。

この銀の柄杓ですが、木の柄杓であってほしかったな~と思うのはオヤジだけ?

 

 

そして境内に入り一番最初に目に飛び込んでくるのが「拝殿」です。

この後ろは山なんですが、雲がかかってるのが幻想的で、雨交じりの日に感謝しました。

ここに見える大注連縄(おおしめなわ)は長さ6.5m重さ1トンの注連縄。

 

そして特殊なのが、普通「二礼、二拍手、一礼」ですが、ここでは「二礼、四拍手、一礼」なんです。

オヤジ、最初ギコチナク四拍手してしまいました(笑)

 

 

この注連縄も驚きですが、もっと驚きなのが、この拝殿に向かって左手にある神楽殿の注連縄。

TVとかでよく見かけるのはこっちが多いですね。

これが、長さ13m、重さ4.5トンの注連縄です。

 

以前は、この注連縄にコインを挟んだりしてましたが、重さに耐えれないので今はダメです。

なのになのに、コインが挟まれてたのはどうしてでしょう???

 

 

そして拝殿の裏側にまわると八足門(やつあしもん)があり、本殿を正面から見ることが出来ます。

 

 

拝殿の両隣りには、扉が19個ある社があります。

これは東十九社です。ここに19の社があり、これと同じものが西にもあります。

普通、神無月と言われますが、ここ出雲では神在月といわれ、旧暦の10月には全国の神様が

ここに集まって会議が行われ、その時の神様の宿舎がこの十九社だそうです。

普段は、扉が閉まってるんですが、神様が滞在される一週間は全ての扉が開かれているようです。

神様専用の宿舎なんですね。オヤジ神様じゃないけど泊まってみたくなりました。

 

 

ここでのオヤジのお願いごとですが、当然、縁が結ばれることお願いしました。

って艶のある話ではなく、店をした時に沢山の人との縁が結ばれるような事が出来ますように。

そんなお願いごとをしてきました。

 

こんな出雲大社、元の設計図が残っていて、「古代出雲歴史博物館」の中で復元されています。

その出雲大社拝殿模型がこれです。

実際の1/10の縮尺で、手前の階段部分だけで一町(108m)といわれてるので10m強。

高さも4.8mあります。

本殿の柱が9本あり、その直径は3.6m。

これこそ、神話に記された「八雲にたつ出雲」ですね。(近くに八雲という地名が残っています)

 

後ろの5つの模型は、いくつかある説を再現したものらしいです。

 

この模型が完成した翌年に、出雲大社境内遺跡から3本のスギを束ねて1組にし直径が

3mを超える巨大な柱が3か所から発見されたようです。

 

奈良・平安時代にこれだけの建物があったかどうか?

信じるか信じないかは、あなた次第です。

 

 

そして、出雲阿国ゆかりの寺に参拝。

 

 

こんだけ巡ると、時間も既に午後2時。そりゃお腹も空きますよね。

出雲と言えば「出雲蕎麦」でしょ。

ぐぐってみると、お勧めしたい出雲蕎麦ランキングトップの「羽屋本店」

お店まで行ってみると「献上そば」の看板。これは期待度アップですね。

 

 

頼んだのは「3色蕎麦」とダシ巻き。

出雲特有の黒くてコシのある割子蕎麦。

薬味を乗せ、徳利のダシを割り子にぶっかけ、一枚食べ終わったら残ったダシを継の割子にかける。

と言うのが正式な食べ方のようですが、オヤジは一枚一枚にダシを掛け、残ったら蕎麦湯で飲干す。

まぁ、食べ方は自由として、久しぶりの出雲蕎麦は、懐かしさもあり一枚一枚違う味を楽しめ

山菜、とろろ、天かすの順に食べ、満足の味でした。

 

 

お腹もイッパイになり、次は御朱印をいただきに日御碕神社に。

ここは、素戔嗚尊(すさのおおのみこと)天照大神(ああまてらすおおみみ)をお祀りしいてる

厄除けや縁結びにご利益がある神社。

現在の建物は、徳川家光の命により建てられたもので、日光東照宮を思わせるたたずまい。

当然ですが、姪っ子はここでも御朱印帳に記帳してもらっていました。

 

 

 

ここまで来たら、島根半島最西端にある日御碕灯台を見たくなりますよね。

いえいえ登りたいなんてご冗談を。高い所ダメなオヤジですから下から眺めただけです(笑)

今にも雨が降りそうな空で、灯台は綺麗に写せなかったので、灯台の替わりに水平線の日本海。

 

穏やかな瀬戸内に育ち、日本海を見、もの思いにふける姪。

何を考えてるんだろ?

雨雲が迫ってきてるから早く車に戻ろうよ。

 

 

そう言ってたら、ドシャ降りの雨に見舞われてしまいました。

まぁ、ここまで大降りの雨に打たれなかったのが不思議な一日だったので最後のご愛敬。

 

出雲というだけで神がかった気持ちにさせてくれる場所。

決して一人でフラっと行くことのない所に連れていってくれた姪に感謝です。

楽しい一日を過ごすことが出来ました。

 

そして、これからやろうとしている店での縁をお願いも出来たし、

次の日(昨日)は不動産関係をしている先輩との食事。

 

これも何かの縁です。しっかりこんな感じの所を探してるとお願いしてきました。

イイ縁があり、イイ物件を爽快してくれることに期待しています。

 

その1のコメントに甘え、今日も長文となってしまいましたが、最後までお付き合い有難うございました。

これにて出雲の旅はオシマイ。

 

 

 

 

 

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