ブログ連続更新から少し間があきましたが生きてますよ(笑)
全くの働き者人生を歩んできた私としては、人生初の気まぐれな旅をしてきました。
といっても、結局は4泊5日の旅しかできませんでしたが。。。。。
体調的にも随分良くなってきたし、心の養生と今の自分の正直な心の確認のために少しの旅行をしてきました。
日本地図を見ていて、行ったことない県ってと見ていたら、西日本では沖縄と長崎に行った事がない事発見
暑い時なので、あちこち行くと汗もかいて着替えもしたくなるだろうから車でなら、簡単に着替えも出来るだろうし、移動も楽だろう。
大学の後輩が長崎に居るし、幕末好きの私としては、魅力的な街で何かを感じるのでは???
そんなこんなで行き先は長崎に決定です。
旅行というと、宿泊先とかしっかり計画するのが普通ですよね。
今回は、色んなものを見たときに、自分が何を感じるのか?どう感じるのか?を確認したいのと、気まぐれを受け入れたかったので、宿泊先は最初の1日目しか予約せずに旅立ちました。
こんなの初めてです。毎日岡山まで帰るか?それともどこか宿泊先を探すか?
と自分の気まぐれと付き合うのも楽しかったですよ
楽天トラベルさん有難うございます。お世話になりました(笑)
旅の詳細はまたいつか書くようにしますが、だいたいこんな感じです。
相当歩きまわって体を痛めつけて、疲れて素直な自分を探しました。
1日目 長崎泊
長崎(原爆資料館~浦上天主堂~平和祈念像散歩、グラバー園散歩、後輩と長崎の夜の街&夜の眼鏡橋)
2日目 佐賀泊
長崎(県庁~奉行所跡~眼鏡橋&寺町界隈、出島、風頭山から亀山社中、ペローン、オランダ坂界隈の散歩)
佐世保(九十九島の夕日の見える展望台探し)
佐世保に泊まるか岡山に帰るか悩んだが、大学受験の時に行った佐賀に行ってみたくなり佐賀泊。
3日目
佐賀で見たい所を探したが見つからないので、そのまま帰るかどうか悩みながら国道で鳥栖まで運転
琴線に触れる所もないので、錦帯橋に行きたくなり鳥栖から高速にのる。
途中「美祢東」あたりで萩まで高速が繋がっているらしい情報があり行ってみる事に。
萩散歩(萩城跡界隈散策、松陰神社(松下村塾跡)~伊藤博文旧宅~松蔭誕生地~松蔭墓所)
萩泊まりを考えてたけど歩き疲れた足を癒すために山口湯田温泉で宿泊
4日目 実家泊
山口ザビエル記念堂、瑠璃光寺、常永寺雪舟庭、錦帯橋
5日目 帰宅
向島(平山郁夫美術館、耕山寺)、大三島(大山祇神社)
こんな行程です。一生懸命働いてる方々には申し訳ありませんが、自分の心の叫びを久しぶりに聞きました。
毎日、どこに泊まるのか?
毎日、岡山まで帰ろうか?
なんて考えながら自分の心と会話してました。
前の自分の感じ方と、今の自分の感じ方との違いとか、普通はこう考えるだろうと、今の自分が感じた事の違いとか。
そんななかで一番驚いた事ですが、色んなものを見て、何かを感じて感動し、そこで元気をもらえてたのが自分なのに、感動しないんですよね。
先人の築いてきたものだとか、その時の気持ちだとかに何かを感じてた自分が、ここに居ないんです。
その事に気付いた時の驚きといったら。。。。ショックでした。
この私が、亀山社中跡とか、偶然やってた長崎みなと祭りのペローンを見れたとか、九十九島の夕日とか、長州藩の高杉新作生誕地とか松下村塾跡、松蔭の墓石とか見てまわって。。。。。。
ただ、散策しただけ
初日の長崎で、その事に少し気付いたときには「おや???」って感じだったのですが、2日目、3日目となるとさすがにビックリしたのと、自分の心の病気を再認識しました。
ここまで酷かったんですね
それでも旅を続けて、歩き続けてある意味自分苛めにも近くなってきてましたが、山口の瑠璃光寺、常永寺雪舟庭と廻った頃ですかね。何かを感じはじめたんです。
瑠璃光寺の中の薬師寺で病気の事を思い、雪舟庭園で一番眺めのいいところで抹茶をいただきながら、何かひっかからものを感じて時間を過ごしていたときに、ふと
「生かされている」
という言葉がうかんできたんです。
この旅で、自分との会話を続けながら、今のままじゃいけないとゆう気持ちばかりで焦っていたのかもしれませんが、やっと何かを感じさせてもらえたって感じでした。
そうなんですよね。
再発・転移がないって事は、まだまだ生かせてもらえてるんじゃなくて生かされているんですよね。
まだ必要とされているんですよ。
そしたら、生かされている私は、
今、何が出来るのか?
それをもっと、もっと考えないといけないんですよね。
今出来る事を精一杯やっておかないといけないから、生かせてもらえてるんですよね。
とてつもなく宗教的かもしれませんが、そこに何かがあるように思えるようになりました。
再発・転移への不安と恐怖の中で心は折れてしまってましたが、ずっと折れたまんまでは。。。。。。
そうなんです。
この世の中で私はまだ必要なんでしょう。
ここでタイトルの「途中?」
です。
私に何が出来るのか?
それをこれから探す旅の始まりですね。
まだまだ時間はかかるかもしれませんが
少しづつ、ちょっとづつ、何かを探してゆけそうです。
どこまでも続く旅であって欲しいものです。
ご心配をかけている皆さま、本当に申し訳ありません。
だけど、きっとまた元気すぎる新しい自分になれるような気がしています。
有難うございます。