こんにちは、井上です。
これはフランス語に限らないですが、日本人が外国語を学ぶ時に
気をつけないといけない概念としては音節があります。
日本語は基本的に子音+母音の組み合わせですが、日本語
以外の言語だと、子音+子音+母音や子音+子音+子音+母音
など子音が二つや三つ続いたりすることも珍しくありません。
なので、日本人が外国語を勉強する時は母音の数に
気をつけないといけません。例えば、businessは
日本語ではビ・ジ・ネ・スと4音節です。
ですが、英語では /ˈbɪz.nɪz/と2音節になります。
この辺りが、日本人にとって外国語の発音が
難しい理由となります。
フランス語の場合は、綴りと発音がかけ離れている
ので、さらにこの混乱が引き起こされやすいです。
例えば、歴史を意味するhistoireは、カタカナだと
イ・ス・ト・ワー・ルと5音節に感じられる人が多い
と思います。
ですが、発音記号は/is.twaʁ/となり音節は2つしか
ありません。このあたりがフランス語の発音が難しいと
言われる所以かなと思います。
では!
井上大輔
追伸
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