雑記 | フランス語発音上達ブログ!

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TOEIC980。早稲田英文→早稲田仏文修士→上智外国語学部修士→上智博士課程在学中の井上がフランス語の発音を上達させるための方法について話します。









古武術で毎日がラクラク!―疲れない、ケガしない「体の使い方」著者:甲野 善紀,荻野 アンナ
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Amazon.co.jpで詳細を確認するこの前行われた日本ーセルビアのビデオを見返してたんですが、それで思ったんですけど、一点目ってコオロキがボール取られた後に、俊輔がきちんとプレスかけてロングボール蹴らせないようにしておけば、失点は防げたんじゃないすかね。終わった後のインタビューでなんか人ごとみたいに答えてたけど、おまえもきちんと動けって感じですね。しかし、岡ちゃんはどんなチームを作るんでしょうか?まあ、セルビア戦で負けたことで、例の”コンセプト”が全く通用しないと言うことが分かっただろうから、逆によかったのかも知れません。きっと地に足の着いたチームを作ってくれることでしょう。



後、「立ち上がれ日本」って名前見てて思ったんですが、やっぱり石原慎太郎はセンスありますね。なんつーか、普通党名には○○党みたいなのをつけて、スローガンとして「立ち上がれ日本」って言うのを持ってくると思うんですけど、考えてみれば一番連呼されるのは党名ですから、党名に一番に一番いいたいことをつけるってのはすごいなと思います。それ自体がメッセージですからね。やってることはどうなんだという感じが否めませんが、やっぱりだてに芥川賞取ってませんね。太陽の季節もびっくりだ。きっと、障子を突き破るようなイカした政党運営を見せてくれるでしょう。



後、今ケルアックのゲラチェックをしてて思ったんですが、僕が今書いている本で言いたいのは、多分ビートからビアティフィークへと言うことだと思うんですよね。最近本とか見てみると、日本はこのまま衰退するという文言があふれてますが、確かにこれは分かります。なんでかというと、ゼロ年代にやってきたことっていうのは、その変化に対応とする努力にせよ、変化そのものを閉め出そうとする努力にせよ、結局的はずれな物に終わらざるを得なかったわけですから。そう言う意味では、「もう日本は国力が低下するだけだ」と考えてもしょうがないのかなと言う気もするんですよね。



でも、個人的には、別に落ち込む必要はないと思うんですよね。なんでかってというと、システムそのものが変化する過程では、一時的にパフォーマンスが下がらざるを得ないからです。結局、かつての日本がやって来た安価な朗読力と円安を利用して工業製品を作るという立場を他の国が占めるようになっている以上、日本は置かれている位置をシフトせざるを得ないし、その過程で一時的にうまくいかない時期がこざるを得ないと思うんですよね。で、あたりまえですけど、こんなことみんな分かっているわけですから、なんとかして新しい世界に適応しようとしたわけですが、今までのシステムに本質的な変化をもたらさないまま、小手先だけの変化でしのごうとしたわけですから、当然うまくいきません。



でも、2010年にもなると、さすがに今までのシステムでは本当にうまくいかないんだなと言うことが分かってくるわけで、そう言う意味では今はまさに日本全体がどうしていいかわかrなくて打ちのめされた時期にあるわけですよ。だからこそ、石原慎太郎も立ち上がれ日本とか言ってくるわけですが、でもそう言う風にシステムがうまくいかないと分かってきたからこそ、逆に見えてくることが恐らくあるはずです。ちょうど、ケルアックとギンズバーグが何をやっても受け入れられず、NYの底辺で苦しんでいたときに、そうした経験を通して、自分なりの文学を見つけたように。で、そうした経験を通して、ケルアックはビートとは打ちのめされたという意味ではなく、至福という意味のビアティチュードの略なんだという風に、beatと言う意味をひっくり返して見せたわけですが、恐らく日本にもそうしたことが今起こりつつあると思うんですよね。



これではうまくいかないと言うのが分かってきたからこそ、新しい分野にどんどん進出していく人が出てくるだろうし、そうした人が増えることによって、自然と日本も変わっていく、恐らくそんな時期に今あるんだと思うんですよね。で、その時に必要とされる質的な変化を行うためには、今までのことを効率的に発展させるのではなく、今まで無かったように新しい事柄を生み出すことが要求されると思うんですが、そのためにはわざと意図的に効率を落とすような道草が必要になるんではないでしょうか。



恐らく、そんなことが次の本のテーマになるのかなと、少しずつ分かってきました。とりあえず、ケルアックのチェックが終わるまでは全力で取り組んで、それが終わったら今度は今の本に取り組むことにしようかなと思います。



ああ、もうこんな時間だ。プールに行かないと。本当は、サンバのリズムに身を任せろと言うこととか、後甲野善紀飲む歌詞の本について書こうと思ってたんですが、まあいいや、明日にしよう。