仙台→二本松市→郡山へ
福島の子供たち、お母さんたちが、北海道へ保養に行くお手伝いで東北へ。
仙台駅には七夕まつりの飾り付けが・・・
私は講演会で全国を回りますが、全国どこへ行っても「祭り」があります。
祭りとは、「作物が立派に育ちますように」「子供が無事に生まれますように」など、基本的に五穀豊穣を願うものですが、震災以降は「鎮魂」と「祈り」がさらに意味深いものとなっています。
以前私が働いていた病院のある新潟県長岡市は、8月1・2・3がお祭りで、花火が全国的に有名です。
花火には、1945年8月1日に長岡大空襲で何千人もの市民が犠牲になったこともあり、その鎮魂と祈りを込めた「花火」でもあります。
それは長岡地区を襲った「中越地震」の際でも如実になりました。
歌手の平原綾香さんが「ジュピター」を歌いに長岡まで来られていましたが、市民は花火を見つつ、涙を流しながら「ジュピター」を聞いておられました。
そんなことをふと、思い出しつつ・・・
仙台港に移動。
フェリーで子供達が北海道から帰ってきます。そのお迎え。
子供たちを大型バスに乗せ、福島県二本松市へ
バスの中で福島在住の主婦の方と話をしました。
「福島の空は2011年3月11日と変わらず、こんなにも綺麗なのに、原発事故後の福島の空は放射線物質が飛び交う汚染された空になってしまった。
放射能は目に見えないけど、空はこんなにも汚れているんです」
と言って線量計を見せてくれた。その時の線量は0.8マイクロシーベルト
最後に子供たちと集合写真。この子たちの未来が、少しでも明るいものとなりますように・・・




