セレッサも気付けば6ヵ月。


いまだに離乳食はほとんど食べてくれませんし、ミルクもあまり量が増えない小食で、小柄な子です。

ギリギリ成長曲線内なので、様子見ではありますが。


その分、運動能力の発達は目覚ましく、最近ではひとりでお座りも上手にできるようになってきました。


保育所ではお絵かきにも手をだしているようで、驚きの日々です。


比較的熱をだすことも少なく、夜もよく寝てくれる親孝行な娘で本当にありがたいのですが・・・


もやもやしているのはダーリンとの関係。


実は今日、久しぶりにセレッサが熱をだし、保育所に呼び出されてお迎えに駆けつけました。

かかりつけのお医者さんに診ていただいたところ、耳も鼻ものども呼吸音もだいじょうぶということで、様子見で帰ることになりました。


ただ、痰がからんだ咳がかなり苦しそうで、はたで見ていると心配なのですが・・・


伝染性のものではなさそうなので、熱が下がれば保育所も問題ないとのことでしたが、おそらく明日は休まざるをえないでしょう。


一方私は、明日は外せない社外のお客様との打ち合わせが午前と午後に一件ずつ。

私しか責任者がいない仕事なので、どうしても外すわけにはいきません。


そこで、ダーリンに明日お休みをとってもらえないか頼んでみました。


すると、いきなり迷惑そうな顔。

自分も部長とミーティングだからはずせないとにべもない返事。挙句、16時以降なら対応できるなんて、それじゃ結局私が丸一日休むしかないスケジュールじゃないですか。


今回ばかりはどうしても外せない仕事だったので、事情を誠心誠意説明したら、ダーリンはしぶしぶ会社に電話をかけてくれました。

そこで、少し話すと、予定は調整できたから自分が休むとのお返事。


それはすごくありがたいし、うまくメドがついて助かったんですが・・・


そのあと、ダーリンは明日自分が休んでやるんだから、と開き直ったかのように、一人でさっさと布団のなかへ。

セレッサがつらそうに咳していても、私が洗濯とセレッサの世話に追われていても、我関せずで寝続けるんです。


実はダーリン、先週は月曜から体調を崩して会社を休んだり寝込んだりしていて、やっぱり子育てはノータッチでした。

でもそれは体調がとても悪かったから仕方ないと、私は心配もしていたのですが・・・


今夜もずっと寝てばかりなので、もしやまだ体調が悪いのかと気になるわけです。

だって、病人に病気の子供まかせていくのはどうにも不安ですし・・・


それで、意を決して大丈夫かときいてみると


「僕は明日自分の休息とセレッサの世話を両方まかなう。文句があるなら君が休め」


と不機嫌に言い放って、また寝てしまいました。


・・・さすがに納得がいきません。

たしかに私の年収はダーリンより低いけれど・・・


まかされている仕事の責任でいえば、本当は、プロジェクトの中核メンバーとして、ひとりで切り盛りしなければならない専門分野を持ち、複数プロジェクトをまわしている私の方が上です。


メールだけみて、人の指示を待って仕事ができる立場のダーリンが、どうして自分が休むのはいかにも多くの犠牲を払った大事で、私が休むのが本来当然、という態度がとれるんでしょう?


共働きで、二人で生計を支えているのです。

ダーリンの方が収入は上ですから、その仕事が優先されるのは経済合理性の面で当然ですが、だからといって全面的に私が犠牲になって、両立の痛みを背負うのはおかしくないでしょうか?


収入の差だって、いってもダーリンは私の1.25倍。

つまり、5:4です。

だったら育児だって、4:5で受け持つのが筋じゃないんでしょうか?


保育所の送り迎えだって、基本はすべて私で、ダーリンは週に一回都合があう日にお迎えを担当するだけ。

私は残業して片づけたい仕事があっても我慢して、時には家に持ち帰って、ダーリンとセレッサが眠った後にひとりで片付けているんです。


その週に一回の貴重な残業可能日には、いろいろな予定を無理やりあわせてセッティングしているのに、先週はダーリンが体調を崩したからといって、いきなりキャンセルされたんです。


体調を崩したといっても、扁桃腺を腫らした喉風邪です。

そんなの、気をつけて体調管理していればもっと軽くすむ風邪です。


しかも、週末には私がその風邪をうつされて体調を崩しました。

でも私は母親業を休むわけにはいかないから、無理をおしていつものように家事と育児をこなしました。

喉が痛くても、薬を飲んで、乗り切りました。


・・・なんだか書いていて虚しくなってきました。

ワーキングマザーってどこもこんなもの?



保育所に通い始めて一ヶ月半、一度ミルクの飲みが悪くて呼び出された以外は、熱もださず、いたって順調だったセレッサですが、ついにやってきました、この時が・・・


日曜日、お昼からDPT3回目の予約があったので、出かける前に検温しようとはかってみれば・・・


・・・38.0℃!?


最近は36℃台で体温が落ち着いていたセレッサ。

朝イチの検温ではこの日も36℃台後半だったのに・・・


とりあえず、衣服を薄着にしてしばらく時間をおいて再検温。

結果、やはり38℃台の高温で変化なし。


早々に予防接種はあきらめ、かわりに診察してもらうため病院へ。


実は私、よりにもよってこの日は会社の同期の結婚式で・・・

心配で後ろ髪をひかれつつも、ダーリンにセレッサをまかせて式場へ向かいました。


披露宴中にダーリンからメールで、セレッサは鼻風邪の疑いで熱は下がらず、処方してもらった薬を与えながら様子をみているとのこと。

私は、おめでたい席なので途中退席はせず、しかし、式後のおつきあいはすべてキャンセルして帰宅しました。


夕方に帰宅すると、なんとか水分補給はできているものの、39℃台まで熱があがっているセレッサ。

しかし、熱のわりに本人はいたって元気よく遊んでいる様子でした。


それから少し寝かせて夜、容態が悪化します。

ミルクもお茶も飲めなくなり、体温は40℃を超えてしまいました。


さすがに緊急事態を予感し、早鐘をうつ胸をなんとか抑えて、まずは地域の小児医療相談ダイヤルに電話。

状況を説明すると、夜間診療センターで受診するよう指示を受けました。


まだ、さほど脱水が進んでいないのか、熱のわりにあいかわらず機嫌は穏やかなセレッサを抱いて、ダーリンと三人で急いで夜間診療センターを目指しました。


最寄駅から電車で10分ほどの駅から歩いて、はじめて訪れたセンターは、覚悟していたよりはすいていて、3人待ちくらいでした。

到着後の検温でも40℃超えのセレッサ。

眠そうにダーリンに身体を預けているのが、ぐったりしているようにも見えて心配・・・


ほどなく診察の順番がまわってくると、50代くらいに見えるベテランの女医さんが手早く診察をすすめていきます。

そして、熱は高いが、全身状態はさほど悪くなく、脱水の症状も見られないことから、緊急性は高くないということで自宅で様子をみることになりました。


それにしても、この女医さんの診断、いまいち信用できませんでした。

だって、先の順番の親子にも「大丈夫、一晩くらい飲めなくても平気だから、様子をみましょう」って同じことを言っていたのが聞こえていたし。

夜間診療センターの任務は、救急搬送すべき患者とそうでない患者を素早く的確にふりわけることですから、救急性がないと判断した患者のケアや説明には重点がおかれてないのでしょうが・・・

どういう基準で判断したのか、もっときちんと医学的説明がほしかったです。


ともあれ、結果的には夜風にあたって少し熱も落ち着いてきたセレッサ。

帰宅後にイオン飲料を50ccほど飲んで寝ました。

その夜は、いつもぐっすりのセレッサが数回起きてしまって、都度水分を少しずつ与えて朝を迎えました。


そして今朝、体温は39℃に下がっていましたが、まだ身体がだるいのか、いつもと違って寝てばかりのセレッサ。

午前中に再度かかりつけ医を受診し、そこでも全身状態のチェックとケアの方法を改めて教えていただき、自宅で様子をみていました。

高熱のわりに、セレッサは笑顔もみせるほど御機嫌で、お医者様も驚いてらっしゃいましたが・・・


かなり心配させられましたが、帰宅後、アドバイスどおり2時間おきの水分補給と定期的に身体を冷やすことを実践したところ、夕方にはまだ38℃台あるものの、普段通りに元気な声をあげながら遊ぶまで回復を見せてくれました。


これで、明日、あさってあたりに発疹がでれば、立派な突発性発疹でしょうが、はたして鼻風邪か、突発か。

ともあれ、はやく全快してくれることを祈るばかりです。


またしてもごぶさたです。

何故かというと、仕事が面白すぎて、ギリギリまで会社にいるからなのです!


20:00に駆け込みでお迎えし、家に帰ればお風呂にご飯に寝かしつけに洗い物にお洗濯・・・そこまですんだら研究用に取り組んでいるゲームをプレイしなければなりません。


・・・もともとゲーム好きだから選んだゲーム業界ですが、赤子を育てながらやるのは無理があるというか、まったく楽しめません・・・

そりゃ、子どもができたらゲームやらなくなりますわ、みんな。


そんなこんなで週数的には6ヶ月に突入したセレッサ。


あいかわらず小食で、ミルクはよく飲んでも一日800cc程度(完全ミルクですよ!)。

離乳食は引き続き基本的には拒否が続いています。


そんななかでも発見したのが、セレッサはおかゆのプレーンな味が嫌いということ。

野菜スープをまぜてあげたら、同じおかゆでも少しは食べてくれます。


でも、小柄ながらも身長体重はまあまあの育ちぶり。

身体がスリムなのが幸いしたのか、寝返りからの復帰はまだできないものの、手遊び系の発達具合は早めのようで、小児科の先生は「もうおもちゃの持ち替えできるんだね」と少し驚いていました。


まあ、これがセレッサなりのペースなのかな・・・

最近ようやく焦りが減ってきたというか、諦めがついたというか、仕事で頭がいっぱいでセレッサのことが後回しになってるというか・・・


最近ではあやすのも、ミルクを飲ませるのも、寝かしつけるのもダーリンの方がツボを心得ている始末。

私に一日の長があるのは絵本の読み聞かせと歌くらいかしらん。


ダメな母親ですな・・・orz


それにしても仕事が本当に忙しくも面白すぎて困ります!

今は2つのプロジェクトに平行して組み込まれているのですが、シナリオのチェックや演出の検討指示から、世界観からの構築、さらにはライター探しまで、あらゆるチャレンジングな仕事が次から次へと舞い込んで・・・


新米ワーキングマザーでも甘やかさない上司に心から感謝しています。


だからこそ、お迎えのために残業できないのが本当に悔しい!


持ち帰りでできる仕事もありますが、仕様検討会や打ち合わせなど、その場で参加してはじめて意義がある仕事もたくさんあるのに・・・


欲張りな人生は大変ですな。