中学生だったころの話
私は卓球部に所属していた
一見マイナーな部活だが
何故か部員数が全部活中で一番多いという
そんな部だった・・・
中学生男子と言えばおそらく人生の中で1位2位を争う程の
おバカな時期
思い出してみても
サボって遊びまくってた記憶しかない・・・
私が通っていた中学は埼玉の端っこの田舎町なだけあって
田んぼのど真ん中にポツンと建っていた
部活の練習で学校の周りを何周か走ったりするのだが
正直あまり走るという環境には適していない
学校の敷地に沿っている為
曲がり角や死角が多く
サボるには最適なコースとなっている
地面はジャリ道
体力がつくどころか
走れば走るほど健康を害してしまいそうな環境である
そして田んぼに隣接しているだけあって
とにかく道が狭い
ふざけて体育の授業で習った大外刈りや体落としなんざの技をかけ合ったりしたら
田んぼに落ちる確率大だ・・・
そんなピンポイントな出来事あるわけねえだろ と言いたいところだが
実話なだけにいとおかし
卓球部なのに練習中に泥まみれになるという稀有なステータス異常
泥まみれになった奴は「ジャージ着替えてくるわ!」とか言いながら一旦家に帰るも
その日は二度と戻ってこないというやる気のなさ・・・
まったく卓球部らしいエピソードがないことに気付き急いで思い出そうとしてみたが
何も思い出せない・・・
思い出したらまた綴ろうと思う
続く(?)