ジョブズの強烈すぎる伝記内容 | 『スーさん』のブログ

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「何でも言って委員会」「何でもやって委員会」但、法に触れることはNG!

今でこそ、iphoneやipadで著名には成って居るが・・・

十数年程前は、Apple社と云うと医師やデザイン関係者

位の使用者でしかなかった。。。

それ程まで知名度は無かったApple社の

創設者の伝記である。。。





中高生向け伝記『スティーブ・ジョブズ』の子供には刺激の強すぎる内容

少年は薄汚れた袋から、何かを取り出して僧侶に渡す。
それは小さな電子部品がぎっしりとハンダ付けされた、下敷きほどの大きさの樹脂製の薄い板だった。
「なんだい、これは」
「アップルIさ」
僧侶が怪訝な顔をすると、少年は顔を輝かせ、こう言う。
「コンピュータだよ。それが僕の悟りだ」

かっこいいー!
『ちくま評伝シリーズ〈ポルトレ〉スティーブ・ジョブズ』の一節だ。彼が傾倒していた禅僧、乙川弘文に対して放った台詞がこれですからね。もうどこから見てもジョブズとしか言いようがない。いや、実は本当にこんな会話があったかどうかはわからない。でも禅僧の回想録から再現されたこのシーンが、「ジョブズ的」なものをよく表している。
 
スティーブ・ジョブズは、今ではiPhoneの会社として有名になったアップル社の創業者で、書き始めたら本一冊じゃ足りない人生を送って、2011年10月に死去した。56歳の短い人生で、パーソナル・コンピュータの市場を生み出し、今でもみんなが当たり前に使っているマウスやウインドウの操作性を広め、ピクサーを買収してCGアニメ映画の歴史を作り、音楽ダウンロードを生活の一部にし、そしてiPhoneで世界中の人をスマホ中毒にしちゃった。
その反面、部下にとんでもない働き方を強制するとか、株の分配をけちるとか、完成した製品を見るなり気に入らないと怒りだすとか、エレベータで目があっただけでクビにするとか、何も作らなかったのに手柄を自分のものにしているとか、デザインと宣伝だけで製品を売っているとか、悪評もまたすごい。
彼があまりにすごい業績をあげたので(それと一度アップル社をクビになったり、十年後に復活したりとやたらに劇的なエピソードが多いのと、このエキセントリックなキャラクターのせいで)、本屋のビジネス書のコーナーには彼を題材にした書籍があふれかえっていた時期があった。けれどジョブズが死んだあとは、ビジネス書以外の書籍も増えてきている。

多いのは子供向けの伝記。『伝記 スティーブ・ジョブズ』(ポプラ社)、『スティーブ・ジョブズ (学習漫画 世界の伝記NEXT)』(集英社)、『スティーブ・ジョブズ (小学館版学習まんが人物館)』(小学館)とビッグネームが勢揃い。もはや現代の偉人なんだね。
『ちくま評伝シリーズ〈ポルトレ〉スティーブ・ジョブズ』も、その流れの中にあるんだけど、中高生向けというのが新しい。輝かしい仕事ぶりだけでなく、リード大学に入学するときに多額の学費をだして、大学まで車で送ってくれた両親に対するひどい仕打ち、市場調査に対する冷淡な視線、アップル追放につながる内紛、アップルに復帰してからの強引とも言える手法、インドの放浪と失望、いたいけな子供には刺激の強すぎる話題に踏み込んでいる。冒頭に引用したシーンもまたその一つだ。
 
ちなみに筆者は、ビッグコミックスペリオールで連載中の『スティーブズ』の原作を書いている。公式の伝記では一行で終わるエピソードを極限まで膨らませ、俺様全開のスティーブ・ジョブズに描いている(作画・企画は「大東京トイボックス」のうめ)。ジョブズは開発中のコンピュータに使うメモリ(DRAM)をインテルにもらいに行ったことがある(これは本当のはなし)。当時はまだアップル社も創業していないし、行動力と知識と情熱だけがとりえのただの貧乏な若造だった彼は、電話でうまく交渉してメモリをゲットしたらしい。でも『スティーブズ』では違うんだ。いきなりインテルに乗り込んで、こう言い放つ。

「DRAMを持ってこい。オレたちの革命にちょっとした貢献をさせてやる!」
 
絶対そんなことなかったと思うでしょ。筆者も思う。
でもジョブズには、みんな見たいものを見る。彼はカリスマで独裁者でビジョナリーで何も作らなかった男だ。これもまたジョブズ。彼を知りたい人がいるかぎり新しい物語が紡がれるのだ。

丁度、iphone6の発表と予約開始の日と成った

昨日ですが、偶然にも創設者である『ジョブス氏』の

伝記の記事を見つけアップしました。。。

小生も、iphone3からの使用者だが・・・

今回は、じっくりと評価を見てからにしようと・・・


byスーさん


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