Puncture | I NEED A DRINK.com

Puncture

                  puncture



どうもみなさんこんにちは。こないだ10年ぶりくらいに宅配ピザを頼んだところ、



あまりのパワーアップぶりにビックリしたineedadrinkです。



具はたっぷり入ってるし、おいしくなかったハズの耳の部分にはソーセージが入って(゚д゚)ウマーだし、注文受けてから焼いてるのに、電話切ってから30分以内にお届け?




マジ有り得ないんですけど(渋谷のコギャル風)




10年前にはなかったサービスがいろいろ。いやー、今なら浦島太郎の気持ちがわかります。



鬼子と二人で美味しくいただきました。今度の日曜はワールドカップの日本戦を見ながら食べる予定。



いいでしょ鬼子?←子犬のような目で




そうそう、全然関係ない話ですが、なんでピザと炭酸って合うんでしょうね。





そんなこんなで、今日は「進化」という言葉にふさわしいマジックを。



アレックス・リニアン考案『パンクチャー』です。





現象:



マジシャンは観客から100円を借ります。



ポケットからペンを取り出し、観客から100円を受け取って、手のひらにおきます。



100円の表面を軽くボールペンでたたきます。



すると










ペンが100円玉を突き刺しています!







ペンも100円玉も、完全に検めることができます。最近のトリックの中では一番のお気に入り。



昔からある「ペン・スルー・コイン」をさらに発展させたものですが、最初見たときは完全に引っかかりました。解説を見た後でもまだ引っかかります。まいった。



ポール・ハリス・プレゼンツということで、まずビジュアルさが桁違いです。



桁違いというか、もうどこからどうみても完全に刺さってますからね!疑う余地がありません。



おまけに100円玉の裏側には突き破られた跡が…。



夢に出てきそうな光景。世の物理常識を疑いたくなります。



刺さる瞬間には、何のカバーもありません。観客注視のなか、ペンがぶっすりと突き刺さります。



まさか突き破るなんてことはないだろうと思っていた観客も腰を抜かしてしまうほどのインパクト。



付属のペンは、100円ショップで売ってそうな形と色です。素材はプラスティック。東急ハンズでも200円くらいで買えそうです。もしこのペンが気に入らないという人がいれば、自分で探してもいいかもしれません。



見た瞬間に気に入ってしまいました。今まで見たどのペン・スルー~よりも綺麗に、スピーディーに刺さります。



なにより、このタイプのマジックで、使う道具を検めることができるというのがすごいです。俺は解説を見て思わずうなってしまいました。ううむ、その手があったか。



まさかこんなところに抜け道が!




今までにもあったアイディアのはずです。しかし、この手のマジックに応用したのは彼一人。尊敬の念を抱かずにはいられません。



難易度は簡単。解説書だけを読むと、なんとなく難しそうに感じますが、鏡の前で10分くらい練習すればできるようになります。見せ方も2種類あり、バリエーションに富んでいます。難易度は変わりません。



このマジックは当初、新進のマジックショップが販売を始めました。その後、いろいろなショップが後発で発売を始め、その中でも大手のある店舗が、ギミックを100円玉で作ることを考案。他店の倍近い値段で売り出しますが、爆発的なヒットを飛ばします。



これに目をつけたのがさらに後発で販売を始めた大手ショップ。なんとヒットを飛ばした店舗と同じ値段で、100円玉のギミックをつけ、さらに10円玉のギミックもつけて発売。こちらも負けず劣らずヒットになり、入荷した3日後には売り切れるほどの人気を博します。



「自分の買ったマジック評価スレ」では、「もう少し待てばよかった」「待ってて良かった」の書き込みもチラホラ。



さらにその中には、真偽は定かではありませんが、「あの二つの店は、片方がもう片方から独立して以来、仲が悪くなった」の書き込みも。



リ ア ル 昼 ド ラ  。




後ろ二つの大手ショップはどちらも大好きなお店なので、どっちで買うか相当迷いました。



で、結局俺は10円玉のギミックがついてくるところで購入。日本語解説書が付属していたのが決め手です。このマジックには解説DVDがついてくるのですが、あまり丁寧な説明ではないので、文章と映像の両方から覚えるのが良いと思ってます。他がどうだかはわかりませんが、クォーターがDVDの紙ケースの中に無造作に入れてあったのに対し、日本円がきちんとケースに入れてあったのも好感高し。



コインは日本円がやはりベストだと思います。クォーターではどうしても「なんとなく海外」の雰囲気があり、観客に親近感を抱いてもらうことができません。マニアックになるとつい忘れがちですが、「身近なものでありえないことを起こす」というのは驚きの中でもかなり重要なファクターのはずです。



今のところ、10円と100円、それにクォーターしかギミックがないので、500円とかでギミックを作って欲しい気もしますが、さすがにどこもやらないかな…。1円から500円までをずらりとケースに入れた『パンクチャー・コイン・セット』とかあったら、きっと買っちゃいますね。




難易度…★☆☆

効果 …★★★