甲状腺の不調としてあげられる代表的なものに
バセドウ病と橋本病があります。
どちらも臓器特異的な自己免疫疾患ですが、
橋本病は、慢性甲状腺炎、
甲状腺機能が低下し、身体の新陳代謝が停滞、
女性に多い傾向があります。
70~80%が甲状腺ホルモンの分泌が正常範囲内とされ、
腺腫が認められても経過観察されるようです。
甲状腺炎といっても、ゆっくりと進行する炎症なので、
痛みや発熱が起こることはなく、自覚症状もなく
治療もしないようです。
ただ加齢と共に甲状腺破壊が進むと、4~5年で顕在化し、
甲状腺機能低下症となり、補充療法として
甲状腺ホルモン(T4製剤)を投与されるようです。
甲状腺腫へのリンパ球や形質細胞の湿潤、
甲状腺濾胞の破壊、
線維化組織の増生など
全身倦怠、寒がり、便秘、運動・精神活動の鈍化、
むくみが出現するようです
ナード アロマ・セラピストコースにおいて
クライアントが橋本病の場合(薬の投与なし・経過観察中)に
どう対処するか・・
(私たちセラピストは、健康に問題のない方が対象に
なりますが・・)
そんなケースのお話もさせて頂きました。
ちなみにNARDケモタイプ精油事典では、
甲状腺の不調(低下)のブレンドが紹介されています。
アロマ・セラピストは、解剖生理学はもちろん、
不調症状や病態、精油のことなど学ぶことも多く、
さらに実技練習もあり大変ですが、それだけに
やりがいがある価値ある職業になります。
そして、やっぱり楽しい分野です
一緒に楽しく学びましょう、ナード アロマ・セラピストコース。
本日は、アロマ・トリートメントのクライアント様から
お出迎えしましょう~
アロマハウス イネド 名古屋車道校・江南校